かとうれいこ「グラビアアイドル時代にストーカー被害も…」ズバリ本音で美女トーク
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最近では旅行番組やドラマでの活躍が目立つかとうさん。上品な大人の女性の色気を放つスレンダーボディの秘密からグラドル時代の思い出話まで本音トークをしてくれました!
――女性に年齢の話もなんですが、49歳になっても相変わらずキレイでプロポーションも素晴らしいですね。
かとう ありがとうございます。うれしいです(笑)。
――一部ではグラビア復帰の待望論も出ていますが?
かとう 本当に? 自分では、そういった記事は見ていないので。ただ、私のことを気に留めてくださっている方がいるというのは、素直にうれしいです。
――実際のところ、可能性としてはどうでしょう。
かとう どうなんですかね。自分としては“本当に見たいですか?”という感じなんですけど(笑)。
――かとうさんといえば、グラドル時代は肉感的なボディで人気を集めました。近年はスレンダーな体型になって、その均整の取れたプロポーションは女性たちからも憧れの的になっていますが、スタイルを維持する秘訣は何ですか?
かとう 食べるのが大好きなんですけど、食事制限とかはしたくないので、食べた分は運動しようと思って、ジムで走ったり、泳いだり、いろいろしています。わりと体を動かすのは好きなほうなんです。
――頑張ってますね。ちなみに、ご自身のボディの中でも、特に自慢のパーツはどこでしょう?
かとう え~!? どこだろう? 最近はわりと体幹を鍛えるようにしているので、お腹回りとかですかね(笑)。
――なるほど。フラダンスやキックボクシングもやられていると聞きました。
かとう “フラ”は始めてから結構長いんですが、ハワイアン音楽に癒されに行っています。キックボクシングも続けていますね。
――本当に、いろいろなトレーニングに取り組んでいるんですね。
かとう 20代の頃とか、お仕事が忙しいときは、なかなかできなかったんですけど、最近は子育てもだいぶ落ち着いて、自分の時間も作れるようになってきたので。仕事の合間とかに楽しんでいます。
――充実してますね。若い頃からの体型の変化は、そのあたりも関係しているんですか?
――そうですね。今はわりと規則正しい食生活ができているので。当時は本当に忙しくて、朝の移動のときにちょっと何かをつまんで、お昼は食べないで、仕事終わりの夜にスタッフの皆さんといきなり焼肉、みたいな生活でしたから。食べている全体的な量は少なくても、全部が身になっていたんじゃないかな、と(笑)。
――それは驚きです。
かとう(当時は)運動する暇も遊ぶ暇もなかったですから。だから、あんなにムチムチしていたのかもしれないですね(笑)。
■「アサヒビール」のイメージガールにも選ばれたが
――ハハハ、なるほど~。ブレイクのきっかけは数多くの女優やタレントを輩出した「クラリオンガール」に選ばれたことでした。
かとう あの頃はイメージガール全盛期で、盛り上がっていましたね。
――「アサヒビール」のイメージガールにも選ばれましたよね。青色のビキニ姿でジョッキを持っているポスターは有名ですが、当時は、そのイメージからビールをよく飲まされたのでは?
かとう 飲むというよりつぐほうが多かったかな(笑)。
――かとうさんにビールをつがれた人が羨ましい。男性が水着姿のかとうさんを見ると、どうしても胸に目がいってしまうかと思いますが、そういうのに抵抗ってありました?
かとう ウフフフ。ありましたよ、それは(笑)。撮影のときはスタッフさんも少人数だったので、たくさんの方の中で水着という状況はあまりなかったんですけど、「お仕事! お仕事!」って自分に言い聞かせて(笑)。
――その後は、歌手デビューを果たすなどマルチな活躍も目立ちました。人気が過熱する一方で、行き過ぎたファンにより怖い思いもしたとか?
かとう 熱狂的なファンの人が自宅まで来たとかはありました。オートロックのマンションだったんですけど入って来ちゃって……。
――それは怖いですね。
かとう 仕事終わりにエレベーターで自分の部屋がある階まで上がって、降りた瞬間、部屋のドアを見たら、知らない男性がドアノブをガシャガシャしていて。
――どう対応したんですか。
かとう そのままエレベーターで1階まで降りて、当時のマネージャーさんに連絡して……。だから、当時はよく引っ越ししていて家を転々としていましたね。
――2001年に今のご主人でプロゴルファーの横尾要さんと結婚。約11年近く芸能界を離れて主婦業に専念されていましたが、復帰のきっかけは、やはりお子さんの成長ですか?
かとう それもありましたし、ちょうどそういうお話をいただいたタイミングだったので“じゃあ、お仕事をさせていただこうかな”と。
■今のグラドルは「修正できる時代でいいなぁ」
――復帰後は今の若いグラドルと共演する機会もあったと思います。自身のグラドル時代と比べて時代の変化は感じましたか。
かとう 最近はそういう雑誌を見ていないし、現場にも行っていないので、よくは分からないんですが……。
――撮影ロケも、かとうさんの時代は海外が普通だったのが、今は国内も多くなったり、経費削減でいろいろと激しいようです。
かとう そういう意味では、私たちの時代は恵まれていたんだなとは思います。すごく良いロケーションの中で撮影させていただいて、自然と気分が上がって撮影できていたところもあるでしょうし、自分を引き立ててくれていた気もします。
――なるほど。
かとう でも“いっぱい修正できる時代でいいなぁ”という思いもあります(笑)。私の時代は最初に“ポラ”を撮って、ライティングとかを見て、「じゃあ、いくよ!」となったら、撮影した写真がどうなっているのかも、現像するまで分からなかったので。いつも“どんなふうに写っているのかな?”と思いながら撮影に臨んでいました。
――フィルムだと、すぐに確認できないですもんね。
かとう はい。ただ、逆にそれが良かった部分もあったのかもしれないですけど。撮った写真を小まめにチェックし、「ここはもっと、こういうふうにやろう」とか、いちいち考えないほうが良かったかもしれないですし。
――デジタル化した今は、修正もできちゃいますしね。当時、もしできたとしたら、どんなところを修正してほしかったですか?
かとう ニキビとか、あと、私はよく体をぶつけていたのでアザとかですかね(笑)。当時は、そういうのが写真に普通に出ちゃうので。一応、ファンデーションで隠してはいたんですが……、吹き出物くらい、いいじゃんって思ったことも(笑)。
■『踊る!さんま御殿!!』で長女の横尾紗千と母娘共演
――アハハハ、そうですよね~。今年4月には『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で、長女の横尾紗千さんと初の母娘共演をして話題になりました。
かとう 親として“ちゃんとお話できるのかしら?”と変な汗が出ました。自分もトーク力があるわけではないので、「フォローできないけど大丈夫?」って。司会の明石家さんまさんがすごく良くしてくださったので、うれしかったです。
――紗千さんは以前からアイドル活動をしていましたが、芸能界の厳しさも知っている身としては、娘さんが芸能界入りするときは、どんな心境でしたか。
かとう “甘くない世界だよ”というくらいしか言いようがないですね。小学校の高学年の頃から、そういった活動を始めたので。“親の私が”というよりも、娘を支えてくださる周りのスタッフの方に育てていただいたと思うので……。
――反対もしないし、娘さんの自主性に委ねると?
かとう そうですね。学業もしっかりとやりながら、両立できるのであれば頑張りなさいという感じです。
――娘さんへのアドバイスは、ありますか?
かとう アドバイスではないですけど、長い人生、たくさん失敗もするだろうし、でも、それで終わることではないし、いろんなことにどんどんチャレンジすればいいんじゃないかな、と。あとは、周囲の方に対する感謝の気持ちは常に持ち続けてほしいです。私がこのお仕事を長くやらせていただいているのも、そういった皆さんのおかげですし。
――娘さんのためにも、かとうさんにもまだまだ活躍してほしいです。
かとう 今は、この私に、お声を掛けてくださることに感謝しつつ、家庭を守りながら、ゆったりといい感じで、いろんなお仕事にチャンレジさせていただきたいなと思っています。
インタビュー中、常に周囲への感謝の気持ちを口にしていたかとうれいこさん。本誌としてはグラビア復帰も期待したいところです。
かとう・れいこ 1969年2月19日、埼玉県生まれ。T163。A型。第16代「クラリオンガール」に選ばれ一気にブレイクすると、アサヒビールイメージガールを務めるなど、1990年代前半を代表するグラビアアイドルとして活躍。90年に歌手デビューし、16枚のシングルと10枚のアルバムを発表。NHK大河ドラマ『八大将軍吉宗』に出演するなど女優としても活躍した。2001年の結婚を機に芸能活動休止。12年に芸能活動を再開し、NHK埼玉発の地域ドラマ『越谷サイコー』などに出演。