非核化でも侮れない北朝鮮「通常兵器」ハイテク マル秘戦闘力① (1/2ページ)

週刊実話

 9月9日に行われた北朝鮮建国70年を祝う軍事パレードに、米本土全域を射程に入れた大陸間弾道ミサイル(ICBM)が登場しなかったことから、「北朝鮮は武力挑発から対話に路線転換した」との見方が出ている。しかし、これは朝鮮戦争の「終戦宣言」にこぎ着くための、米国を刺激しない“戦術”にすぎない。

 9月19〜20日に開催された第3回南北首脳会談で「平壌共同宣言」が採択されたが、最大の焦点である北朝鮮の非核化を巡っては、実質的な進展はなかった。一応、東倉里にあるミサイル関連施設を専門家の立ち会いのもとで永久廃棄することが明記されている他、「アメリカが相応の措置を取れば」という条件付きで、寧辺にある核施設廃棄などの追加措置を取る用意があると記されている。

 この首脳会談の前には、金正恩党委員長が核廃棄に向けたスケジュール表を提示するなども予想されていたのだが、現実は核廃棄への意思を“チラ見せ”させただけだった。

「両施設は、北朝鮮の核兵器製造の中核施設であることは間違いありません。しかし、同様の施設は北朝鮮に100カ所以上あるといわれており、寧辺を閉じても、さらなる核開発は可能なのです。さらに言えば、最大35発はあるといわれる核兵器は保有したままですから、これでは非核化を確約したことになりません」(北朝鮮ウオッチャー)

 北朝鮮が本当に非核化の意志を持っているのか疑念は強まるばかりだが、この記念式典において、米国との非核化交渉で後ろ盾となってくれた中国とロシアとの親密ぶりもアピールしている。ロシアのプーチン大統領は祝電を送って北朝鮮との関係重視を表明し、経済や安全保障面で支援する考えを明らかにした。また、中国の習近平国家主席の特使として訪朝した“チャイナ・セブン”の一角、栗戦書全人代常務委員長は、軍事パレードで正恩委員長と共にひな壇に立ち、2人が手を握り観衆に応える場面もあった。米国の一方的な非核化圧力には屈しない意志を暗に示した格好だ。
「栗氏は7月、自民党の大島理森衆議院議長と会談していますが、北朝鮮の非核化に関して『なかなか難しい。北朝鮮は中国から指図されるのを嫌がっている』と愚痴をこぼしています。

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