ビートたけしは「やめなさい!」 ビートきよしが「プロデュース焼肉店」で独占告白“肉と相方”
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ビートたけし(北野武)
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肉
「ここは元々はフィリピンパブだったんだよ。それで知り合いに“ここで焼肉店やらない?”と言われてやることになったの。でも、テーブルもイスも全部新調したから金かかったよー」
と語るのはタレントのビートきよし師匠だ。きよし師匠は、横浜の京急本線日ノ出町駅から徒歩5分の場所に、プロデュースした焼肉店をオープン。その名も、『焼肉ダイニング よしなさい』!!(笑) 「よしなさい!」は言わずと知れたきよし師匠考案のツッコミだが、なんとそれが店名に。
一目で丸分かり!
「いやあ、店名は何がいいかなと思っていたところ、知り合いのテレビ東京のプロデューサーに、“師匠の店だから、『よしなさい』がいいんじゃないですか。その名前だったら、忘れないですよ”って言われてさ。おっ、いいねってなってね。でも、人に店名を言うだけで笑いが起こるんだよね(笑)」
『よしなさい』自慢の肉!
10月頭にオープンしたばかりだが、記者が訪れた日は40人以上入る店はほぼ満席。きよし師匠は「従業員はまだまだですよ。もっと大きな声を出さないとね」と店内に厳しい目を光らせつつ、『よしなさい』の最大の売りである肉について説明してくれた。
「知り合いの紹介で出合ったんだけど、これは、京丹波の平井牛なんです。もう、本当においしいから食べてよ。有名高級店よりうまいんじゃないかな」
見事な脂のサシ!
恐縮ながら師匠が焼いてくれた肉は、本当にうまい! 肉質は柔らかく、脂も上品で口の中で溶けていく。さらに、「知り合いの紹介で韓国の産地から直送してもらっている」というキノコ、ひらたけも絶品の歯ごたえ。ほかにも「知り合いに教えてもらい、送ってもらっている」という徳島のかぼすなど、こだわりの食材がめじろ押しなのだ。
焼き方も手慣れたもの!
横浜在住40年超というきよし師匠。「街を歩けば50メートル行かずに声をかけられるよ。この前、“横浜の寅さん”みたいなんて言われたけど、そうなのかもね(笑)」と語るホームグラウンドでの出店になるが、今回の件を『ツービート』の相方・ビートたけしさんはどう思っているのだろうか。店の入り口にはたけしさんから届いた花が飾られており、そこには<焼肉ダイニング『よしなさい』さんへ 「やめなさい!」 ビートたけし>とあるが……。
「この前、久しぶりに相方とゴルフしたのよ。そのときに店を開くことを伝えて、店名を伝えたら、“なんだその名前!?”って爆笑してたよ(笑)。それで、その後、“やめなさい!”って、お花を贈ってくれてね(笑)」
そんな2人にまつわる肉の話といえば、まだ『ツービート』結成間もないころ、2人は同じステーキ店でバイトしていたという。
「相方がキッチンで、俺がホールでね。でも、相方は適当なんだよ。キッチンの床に落ちたハンバーグを拾ってそのまま焼くんだから。よしなさいってね」
相方のたけしさんといえば、今春、30年間在籍してきたオフィス北野を離れ、独立。世間を大きく騒がせた。そのことをきよし師匠に聞くと、
「これからも相方は何も変わらないと思うよ。いいんじゃないのかな、自分で決めたことだから。俺は相方の才能に惚れているから。あいつは、とにかく面白いから大丈夫だよ」
活気あるスタッフたち
きよし師匠は仕事が休みで、時間の調整がついたときは、極力この店に顔を出すとのこと。絶品肉と師匠の笑顔にふれたい方は、横浜・日ノ出町の『焼肉ダイニング よしなさい』を訪れてみるのがいいかも。