中高年の危険な飲酒。50代以上の人の4割以上が飲みすぎであることが判明(ニュージーランド研究) (3/4ページ)
・両診断テストで危険な飲酒習慣があるとされた人:健康な男性で、非常に頻繁にお酒を飲み、かつ大量に飲む人。毎月のように大酒を飲む。
・AUDIT-Cのみでありと判定:飲む量は少ないが非常に頻繁にお酒を飲む健康な男女。ときどき大酒を飲む。
・CARETのみでありと判定:健康状態が悪い男女で、頻繁に少量のお酒を飲む。大酒を飲むことはほとんどない。
こうした結果から、医療関係者は健康な人であっても、中高年であれば診断テストを行うことが望ましいことが分かる。
それが男性ならなおさらだ。また非常に頻繁(週に5日以上)な飲酒や大酒を飲む習慣が危険のサインであることも窺える。
さらに健康状態が悪い中高年の場合は、飲酒量が少なくとも診断テストを実施するべきであると言える。

・危険な飲酒習慣を持つ高齢者は病院のお得意様
危険な飲酒習慣を持つ高齢者は、病院のお得意様だ。
今回の研究からは、そうした人たちの多くが、年に3回以上、医者にかかっていることが明らかになった。さらに最もリスクが高い健康状態が悪い高齢者の場合は、およそ6割が月に1度は病院を訪れている。
飲酒習慣の治療を受けるのは比較的若い人たちが多いが、病院関係者は、相手が高齢者であってもそうした治療を検討してみるといいのかもしれない。