木村拓哉（45）と工藤静香の次女でモデルのKoki,（15）が15日付けの新聞74紙で全面広告に登場した。広告は「日本新聞協会」のもので、各新聞に1文字づつ違った文字が掲載されるという趣向が凝らされているという。またしても、新たなKoki,”伝説”の達成にメディアでは驚きの声が上がっている。

「主要新聞74紙を新人タレントがジャックするというのは異例といえます。部数減が深刻な新聞業界としては、話題を独占する15歳の少女の影響力を買っての抜擢だったのではないでしょうか。しかし、これら紙面をまとめる背景に大手広告代理店の影も見え隠れし、業界内には”露骨すぎるゴリ押し”、”やりすぎだ”という声も出ています」（女性週刊誌記者）

　話題性は抜群。しかし、同記者が懸念するよう、一部ネットでも行き過ぎた”プロモーション”に疑問を呈する声も続出している。SNSメディアや掲示板では「視聴者を頭ごしにした、メディア先行の売り出し方とか、いかにも代理店的ゴリ押しで今どき反感しか買わないと思う」「新聞というオールドメディアに担がれる時点で、古臭さしか感じないんだけど」「”koki,スゲー”を演出するための高級ブランド、世界路線、偉業達成キャンペーン。すべてが裏目に出て足を引っ張ってる」など厳しい意見が相次いだ。

　また、今回は74種類のメッセージを新聞ごとに変えるという試みが面白さの肝となっているが、これも思わぬ”弊害”を生んでいるようだ。

「74もの写真があれば、事務所や代理店の”チェック漏れ”のような写真も出てきてしまう。各紙で写真映りの”Koki,格差”も発生しているようです」（前出記者）

　SNS・掲示板には「どの表情もカワイイ」「化粧してない素顔っぽくていい」という声もあったが、「おい事務所！　74紙もあると修正が追いついてないぞ」「表情によっては超ブサイクな写真がある」「分厚い唇をすぼめる『ウ』音と、歯並びの悪さが出る『ア』音の時の顔がヤバい」「想像以上に男顔で驚いた」など、Koki,といえど、時に微妙なアングルも存在することが指摘されていた。