イモトアヤコ「下町ロケット」熱演に太鼓判を押していた芸能界の大物

アサジョ

イモトアヤコ「下町ロケット」熱演に太鼓判を押していた芸能界の大物

 人気ドラマ日曜劇場「下町ロケット」(TBS系)の新しいシリーズが、10月14日からスタートし、初回平均視聴率13.9%を記録した。2015年に放送された前シリーズの初回平均視聴率16.1%には及ばなかったものの、まずまずの好スタート。注目されたのは、お笑い芸人・イモトアヤコのシリアスな演技だ。

「イモトが演じるのは、創業5年目のベンチャー企業・ギアゴーストの副社長、天才エンジニアの異名をとる島津裕役。主人公の阿部寛演じる佃航平が社長を務める佃製作所が作った試作品のバルブを見て『私にはこんな設計思いつかなかった』といって涙する場面では、『もらい泣き』『いい味出している』といったコメントが殺到しています」(テレビ誌記者)

 番宣番組によると、この涙は台本にないイモトのアドリブであることも明らかになり、ネット上には「涙のアドリブ、すごい」といった書き込みが見受けられる。

「13日に放送された『王様のブランチ』(TBS系)に出演した阿部は、『セリフ完璧だし、女優さんとしてしっかりとそのポジションをやってくれる』と言えば、安田顕も『自分以外の登場人物のセリフも自分で読んで録音。それを本番前に繰り返し聞いて覚えている。真面目な方だな』と褒めまくっていました」(前出・テレビ誌記者)

 イモトはこれまで連ドラ「家売るオンナ」(日本テレビ系)などに出ているが、TBS系列のドラマに出るのは、橋田壽賀子脚本による開局60周年特別企画「99年の愛~JAPANESE AMERICANS~」(2010年)以来となる。

「このドラマで、イモトは泉ピン子の若い頃を演じていますが、実はこの配役、泉ピン子の鶴の一声で決まったようです。泉自身も昔、体を張って芸人をしており、共演する以前、泉がトーク番組『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演した際に“イチオシのお笑いタレント”としてイモトの名前を挙げ、『私と顔の雰囲気が似ている』『根性があるし、すごく笑顔がいい』『芝居なんかやってみたら』と秋波を送っていました」(エンタメ誌ライター)

 イモトにエールを送るのは、泉ピン子だけではない。2014年にイモトは舞台「君となら」に出演。その会見の席で作・演出を手掛けた三谷幸喜氏が、「20年後、イモトさんは泉ピン子になると確信しています」と太鼓判を押している。大御所女優、そして名脚本家のお墨付きをもらっているイモト。珍獣ハンターから進化を遂げるためにも、今回のドラマは失敗できない!?

(窪田史朗)

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