ひと工夫で栄養効率をアップ!調理の無駄をなくす「ヘルスパフォーマンス」のポイントとは (2/3ページ)
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専門家に聞く「ヘルスパフォーマンス」注目の背景
栄養指導などもおこなう管理栄養士の浅野まみこ先生によると、近年の「健康志向」により、「おいしい」「安い」「早い」だけでなく、いかに「健康的」かが食材・献立選びの新しい指標になってきているという。また、切り方や調理法を変えるだけで栄養の吸収率が変化するという「裏技」的な要素が楽しめるのも、注目を集める1つのポイントになっていると考えられるそうだ。
そこで今回は浅野先生に、自宅で手軽に実践することができる「ヘルスパフォーマンス」レシピも教えていただいた。
■ブリの和風トマトパッツァ
【材料】(2人分)
・ブリ:2切れ
・塩:少々
・黒胡椒:少々
・しいたけ:1個
・さつまいも:30g
・レンコン:30g
・にんにく:1かけ
・あさり:100g
・エクストラバージンオリーブオイル:大さじ3
・日本酒:大さじ2
・市販のトマトソース:1缶
・トマト:1/2個
・しそ5枚
【作り方】
1:ブリは、塩、黒胡椒を振り、ペーパーに挟み余分な水分をとる。
2:しいたけは4等分、さつまいも、レンコンは5mmの輪切り、にんにくはみじん切りにする。あさりは砂抜きをして洗っておく。
3:フライパンにオリーブオイルを大さじ1加え、ブリを皮目から焼き色がつくようにパリッと焼き上げる。
4:一度、ブリを取り出し、同じフライパンに残りのオリーブオイルを加え、2を炒め、日本酒をふる。
5:3のブリを戻し、市販のトマトソースを加え、蓋をして5分ほど中火で加熱する。くし切りにしたトマトを加え、火を止める。
6:器に盛り付け、千切りにしたしそを添える。
トマトは、生のまま食べるよりも「トマトソース」にすることでリコピンの吸収効率がアップ。煮詰めたり、油を加えるというソース作りの工程を経ることで、成分が体内に吸収されやすい形になる。