ドラフト会議は一党体制の始まり!巨人は原カラー一色になる (1/2ページ)
3度目の監督登板ともなれば、当然か? 新生巨人は原辰徳氏(60)が絶大な権限を持つことになりそうだ。
次期監督に内定している原氏が“来季構想”について語ったのは、10月13日だった。企業が主催する野球教室に参加し、その後、記者団の要請に応えて簡単な囲み取材が行われたのだ。
「前日、巨人はスカウト会議を開いています。岡崎郁スカウト部長の話す内容が変わってきたというか…」(スポーツ紙記者)
これまで、岡崎スカウト部長は大阪桐蔭の根尾昂内野手を絶賛し、金足農・吉田輝星投手の将来性に太鼓判を押す発言を繰り返してきた。親密関係にあるスポーツ報知が「根尾1位」の見出しを踊らせても、岡崎スカウト部長は否定的な発言をしなかったため、「吉田回避、やっぱり、根尾」なる1位指名の空気も漂っていたのだが、同日の原氏はそうではなかった。
「いろんな選手の情報が入ってね。球団のなかで意思を統一させることが必要なんだなって思います」
前日のスカウト会議には原氏も参加している。「球団特別顧問の肩書で」とは言っていたが、現場スカウトが次期指揮官の希望を確認するためだったのは、説明するまでもないだろう。
原氏の言う「意思統一」は、意味シンだ。額面通りに受け止めれば、巨人スカウト陣は1位指名選手を絞り込めていないことになる。
「坂本勇人が元気にうちに後継者となりうる根尾君を指名すべきの意見もあれば、ラブコールを出した吉田君で行くべきとの意見も根強く残っていると聞いています。投手陣を補強する意味でも、吉田君に乗り換えたとしても決して不自然な選択ではない」(ベテラン記者)
次期監督の原氏が最終判断を下すようだ。原氏の本命は見えないが、こんな情報も交錯している。
「吉田君は2年生冬から3年生春に掛けて、急成長しました。それを支えたのが進学先と目されていた八戸学院大の正村公弘監督なのですが、正村監督のネットワークも見えてきて…」(球界関係者)
正村監督は東海大浦安高校から東海大に進み、社会人・NTT東京でも活躍した元投手だ。「東海大出身」、つまり、原氏ともつながりがあり、原氏の側も「投手指導で一目置かれている後輩」として、正村監督を知っていたのだ。東海大グループの関係者がこう言う。