「超低賃金」時代!?本格『移民』受け入れでみんな不幸になるワケ (2/2ページ)
全米のいちご生産量の90%をカリフォルニア州が占め、収穫作業はこれまで低賃金で働く中南米移民によって支えられていた。しかし、トランプ大統領が厳しい移民政策を打ち出し、働き手が不足するおそれが出てきた。最近は2000円以上の時給を出しても人が集まらない。そこで、あるロボットメーカーがAIで最適な収穫時期を識別するロボットを開発し、今年1月から収穫実験を開始した。19年の商業化を目指しているという。
前出の三橋氏は日本の会社経営者の意識も問題視する。
「中小企業経営者に『不景気になって人手が余ったらどうする』と質問したら、彼らは『外国人労働者をリストラするしかない』と言っている。結局、現時点で安い労働力が欲しいだけ。こういう政策は外国人に対して失礼だ」
人手が集まらなければ、まずは従業員募集の際の賃金を上げる。それで効果がなければ、機械やロボット導入などで生産性向上を図る。企業が取るべき人手不足への対応策は、これが王道であり、順番ではないのか。
景気には循環があり、景気の悪い時期は必ずやってくる。それを忘れてはならない。
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