【動画】世界一有名な葬儀パレード 「ジャズ・フューネラル」と日本の音楽葬 (2/2ページ)

心に残る家族葬

まず、音楽葬では流せる曲と流せない曲がある。それは著作権の問題なのだが、それは葬儀がどのような場所で、どのような形で行われるかによって違って来るため、ここでは、純粋に希望されている音楽について書いてみたい。

まず、クラシックではショパンの「別れの曲」、パッフェルベルの「カノン」、シューベルトの「アヴェマリア」などが人気がある。これらは静かで美しく、葬儀にはぴったりの曲だ。洋楽では、フランク・シナトラの「マイ・ウェイ」、ビートルズの「レット・イット・ビー」などの往年の名曲。邦楽では秋川雅史の「千の風になって」、美空ひばりの「川の流れのように」など、ゆったりとした曲が人気を集めている。その他では、ミスターチルドレンややオアシスなどの名前も上がっている。

これがヨーロッパのランキングとなると、レッドツェッペリン、クィーンと言ったハードロック系が入って来ているのも興味深い。日本ではゆったりと、欧州では壮大に故人を見送りたいという傾向だろうか。


■思い出深い葬儀になることは間違いない

人は、昔聴いていた音楽を聞くと、その頃の自分や、その時代についての思い出が蘇る。カラオケで友達とよく歌った曲、バンドで演奏した曲、ドライブで聞いた曲、落ち込んでいた時に励まされた曲、特に音楽好きでない人にも、人生の節目節目に思い出の曲があるはずだ。

葬儀の時、故人が好きだった曲が流れれば、参列した人はその曲を聞くたびその人の事を思い出すだろう。音楽は、人間の一生を彩る大切な存在でああり、最後まで重要な役割を担っているのだ。

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