天才テリー伊藤対談「高嶋政宏」(4)今月3つも新番組なんてすごいなァ (2/2ページ)
そこで、ずいぶんチャンスを逃したんだと思います。
テリー そうか、でも今はすっかり変わったよね。こっちが知らなくていい、SMの話までするんだから。
高嶋 ですね。「自分がおもしろいと思うことは、何でもやってやろう」とフッ切れたら、生きていくのがずいぶん楽になりました。
テリー そのおかげか、この10月から3つも新番組が始まるんでしょう。まずBSの音楽番組「My Anniversary SONG」の司会、もうひとつは連続ドラマ「ハラスメントゲーム」。
高嶋 はい。音楽番組はアーティストに限らず音楽好きな方をゲストに招いて、自分のアニバーサリーになった曲、転機になった曲などをリストアップしてもらって、それをアンプラグド的に披露してもらう番組です。ドラマもスーパー業界版「白い巨塔」みたいな感じで、おもしろいですよ。
テリー へえ、それは気になるね。
高嶋 もうひとつが、BSフジの「パレ・ド・Z」という番組です。未来に残すべき「一皿」を、毎回、超一流の料理人に考えてもらって、ドキュメンタリーとドラマを交えて紹介していくんです。
テリー 本も出たばっかりなのに大忙しじゃない。こりゃ、SMやっている場合じゃないよ。
高嶋 いや、SMはその合間に(笑)。
テリー ハハハ、やっぱりやるんだ?
高嶋 もちろんですよ。これからも思い切り「変態」として生きていきたいですからね。
◆テリーからひと言
いや、フッ切れた男はおもしろいねェ。アサ芸で高嶋さんを縛って吊るして、袋とじに載せようよ。話題になると思うんだけどな。