１０月２０日放送の『さんまのお笑い向上委員会』（フジテレビ系）に、インパルスの板倉俊之（４０）が出演。鬼越トマホークの金ちゃん（３２）から、相方の堤下敦（４１）について強烈なダメ出しをされていた。

　この日は前回に引き続き、堤下敦の不祥事で現在はピンとして活動する板倉俊之が“ゲスト向上芸人”として登場。番組冒頭、同じくゲスト出演したお笑いタレントのとにかく明るい安村（３６）と金ちゃんから「俺が相方やったろか！」とクレームをつけられ、思わず苦笑いを浮かべた。

　クレームをつけた理由について、とにかく明るい安村は「すごい才能がある」と芸人としての板倉俊之の資質を評価。続けて「ツッコミっていうのはやっぱり板倉さんに必要だと思うんですよ。才能が埋もれている感じがして」とツッコミ担当の堤下敦が不在のため、ボケを務める板倉の面白みが十分に引き出されてないと説明した。続いて、安村が「ツッコミがあれば、板倉さん（の笑い）もすごい生きると思う」と上から目線でアドバイスを送ると、板倉は「この格好（パンツ一丁）のやつにツッコミを語られたくないよ」と安村にツッコんでスタジオの笑いを誘った。

　そんな中、金ちゃんがとにかく明るい安村より自分のほうがツッコミとして適役だと主張すると、安村との間でケンカが勃発。その様子を見ていた板倉俊之がケンカを仲裁すべく２人の間に割って入ったところ、金ちゃんは「相方がいなくなって、いきいきしてんじゃねーよ！」と板倉に言い放ち、共演者たちを爆笑させた。

　さらに、金ちゃんは「コンビのときって、なんか仲良くなかったんで」と板倉俊之と堤下敦の不仲を暴露してしまう。これに明石家さんまは「何を言うてんねん、オマエは！」と金ちゃんを止めようとすると、今度はさんまと金ちゃんの間でケンカが勃発。とにかく明るい安村が仲裁に入ったところ、「おまえの芸、沖縄のショーパブで見たことあるんだよ！」とダメ出しされ、「俺のほうが先でしょ？」と言いながら、あ然とした表情を浮かべていた。

　板倉俊之との不仲を指摘された堤下敦は、１０月２３日、所属する吉本興業が活動を再開することを発表した。堤下自身はツイッターで「関係者、ファンの方々には大変ご迷惑をおかけいたしました。申し訳ありませんでした。これからは初心に戻り、自らを律しながら１歩ずつ、活動を再開してまいります。引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします」とコメントしている。

　しかし、板倉俊之とのコンビ活動については未定で、板倉も堤下の復帰についてはコメントしていない。板倉は今回の放送で金ちゃんが「不仲」を口にしたときも、何も言い返すことなく、笑っていただけだった。不仲が本当だとしたら、コンビ復活は難しいかもしれない。