社員が辞める・採れない・育たない「ダメ中小企業」の共通ポイント (1/2ページ)

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社員が辞める・採れない・育たない「ダメ中小企業」の共通ポイント
社員が辞める・採れない・育たない「ダメ中小企業」の共通ポイント

世の企業の99%以上は、業種によって基準こそ異なれ「中小企業」に数えられる。

もちろん、規模の大小が会社の良し悪しを決めるわけではない。小さくても従業員満足度が高く業績もいい会社もあればその逆もあるわけだが、人材不足が叫ばれ売り手市場の昨今は、一般論として中小企業ほど「採れない」「辞める」「育たない」という状況に陥りやすい。

『もう、転職はさせない!一生働きたい職場のつくり方』(前川孝雄、田岡英明著、実業之日本社刊)によると、中小企業で人材の問題が起きる原因はリソース不足だけでなく、経営者や組織の取り組みが間違った方向に向かっている点にもあるという。

たとえば、こんなポイントに心当たりはないだろうか。これらは全て「採れない」「辞める」「育たない」企業の特徴だ。

■経営者の思いが、社員に届いていない

経営者のビジョンが社員と共有されていないと、社員に働きがいは生まれず、モチベーションも上がらない。自分が何のために働いているかわからなくなってしまうのだ。

ありがちなのは、経営者が「5年後には10億円を売り上げる企業にしたい」「県内のシェアナンバーワンを目指す」といったものをビジョンだと思っていること。ビジョンとは事業を通して成し遂げたい目的であって、数字目標ではない。

社長のダメワード:「今期のウチのビジョンは売上15億円」

■経営者の視点が、結果に偏りすぎている

経営者の頭の中が短期的な売上や利益で一杯になっている。この状態では社員のモチベーションは確実に下がっていく。経営サイドは「社員を食わせるためには稼がねばならない」と考えるが、結果をタテに従業員の尻を叩き続けると肝心の結果が出なくなってしまう

社長のダメワード:「売上や利益こそ重要なんだ」

■フラット組織という名のワンマン組織

「ウチはフラットな組織にしてるから」と話し、風通しのよさをアピールする経営者は多いが、実態は「社長がトップで、後は横並び」であることが少なくない。

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