浅見理事、「戦う女子」に期待。国の指導者育成で奮闘中 (2/2ページ)
「いま、女子ラグビーからは3名が、女性エリートコーチ育成プログラムのサポートを受けています(2018-2019年)。現在・主将を務めている中村千春、リオメンバーの中嶋亜弥、自衛隊の平山愛。今度は私が、彼女たちを指導者として育てる側に回っている。しっかり取り組んでいきたい」
昌平オリンピック、パラリンピックにおいて、女性監督&女性コーチの割合は、わずかに15%だった(選手は58%が女子)。今後、より多くの女子指導者の活躍が期待される中、ラグビーが他競技から見られる立場にいることは間違いない。
セッションの終盤、「指導者に求められる資質」に「自分の殻を破ること、未知の世界へのジャンプに対して臆さないこと」と答えた浅見氏。普及育成だけではなく、世界を向こうに戦う気概を持った女子が増えることを期待している。