独断的な人、原理主義者の方がフェイクニュースを信じやすいという研究結果(米研究) (2/3ページ)
フェイクニュースの見出しは、たとえば「マイク・ペンス副大統領:ゲイ転換治療が結婚生活を救った」といったもので、共和党寄りのものも、民主党寄りのものもあった。

・妄想的・教条的・原理主義的傾向があるほど嘘を信じやすい
その結果、最もフェイクニュースを信じやすかったのは、分析的・積極的オープン思考のスコアが低く、かつ妄想的・教条的・原理主義的傾向のスコアが高い人であった。
このことから、妄想のような考えの持ち主、教条的な人、宗教の原理主義者がフェイクニュースを信じやすいのは、そこに分析的な思考や積極的でオープンな思考がないことと関係があるのでは、とブロンシュタイン氏は推測する。
・フェイクニュースが先か?思考が先か?
ただし、この研究は、思考の癖とフェイクニュースの信じやすさに関係があることは示しているが、どちらが原因であるとまでは言っていない。
じっくり考えることが苦手だからフェイクニュースを信じてしまう可能性もあるが、フェイクニュースを信じるからそうした思考を行わなくなるといったことも考えられる。
また以下の図のように、考え方の傾向の違いとフェイクニュースの信じやすさとの関係はそれほど強くはない。

たとえば、最も妄想的な思考の持ち主は、最も妄想的でない思考の持ち主と比べて、フェイクニュースを「かなり信憑性がある」と評価する割合が2倍であった一方、妄想的な傾向のある人のかなりの割合が「まったく信憑性がない」と答えている。