見た目はバスだけど...実は電車! 関電トンネルトロリーバス、営業終了まであと1か月 (1/2ページ)
富山県と長野県にまたがる立山黒部アルペンルートは、毎年4月から11月に全区間が開放され、多くの観光客でにぎわう。
このルートには、日本全国でここ2か所にしか残っていない乗り物「トロリーバス」が稼働していた。そのうちの1つ、関電トンネルトロリーバスが2018年11月限りで営業を終える。
法律上は「電車」関電トンネルトロリーバスは、扇沢駅(長野県大町市)と黒部ダム駅(富山県立山町)を結んでいて、路線の大半は関電トンネルを走行し、長野県側から黒部ダムへのアクセスルートにもなっている。
扇沢駅とトロリーバス(LERKさん撮影、Wikimedia Commonsより)
トロリーバスとは、ガソリンではなく架線から電気を取り入れて走るバスで、車両も普通のバスに集電装置(パンタグラフ)がついた程度しか違いはないが、法律上は「無軌条電車」という正式名称で、鉄道の一種。戦後まもなく大都市に普及したものの、現在は立山黒部アルペンルートに残るだけである。排気ガスを出さないことから、環境保護のためこのアルペンルートで採用されてきた。関電トンネルトロリーバスは1964年に開業し54年の歴史がある。

電車のように架線から電気を取っている(Neruruさん撮影、Wikimedia Commonsより)
報道によると、関電トンネルトロリーバスを運行する関西電力は、19年4月から充電してバッテリーで走行する電気バスの導入を決定。