ブラックホールがやってのける(吸い込む以外の)とんでもない10のこと (8/9ページ)

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 6億光年離れたはくちょう座Aは、地球のもっとも側にある活動銀河(中心から膨大なエネルギーを放出する銀河)で、中心にあるブラックホールから放射線のジェットが放出されている。

 どうやら、その周囲に形成されている磁場はブラックホールの食事を助けているらしい。磁場がドーナツのような形の中に物質を捕捉し、ブラックホールの口に押し込んでいるのである。 

 はくちょう座Aのような活動銀河と私たちのそうでない銀河との違いは、磁場があるかどうかではないかと天文学者は考えている。


・2. 小さな銀河のなかに隠れる

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References:This Tiny Galaxy Is Home to a Weirdly Large Supermassive Black Hole / image credit:NASA/STScI/ESO

 天の川には数千億個の星々があるが、ろ座UCD3にはたった1億個しかない。

 しかし、それらは300光年の範囲内にある。小さな銀河かもしれないが、密度は最大級であるため、超小型矮小銀河(ultracompact dwarf)に分類される。

 中心には太陽350個分の質量を持つ超大質量ブラックホールが鎮座する。15万光年の幅を持つ天の川のいて座A*にも匹敵する質量だ。

 超小型矮小銀河のなかで発見されたブラックホールとしては4番目の大きさで、それがある銀河の総質量の4パーセントを占める。普通は0.3パーセント程度であることを考えると、どれだけ特別なことであるか分かるだろう。

 UCD3はかつてもっと大きかったのかもしれない。
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