「多様性こそ強さ!」社会から差別や偏見をなくすために、私たちができることって? (3/4ページ)

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その中で7割のLGBTの子どもたちがいじめを経験していたり、自死未遂率が6倍というデータも。とりわけ希死念慮が高まるのは、二次性徴期である小学校高学年から高校の子どもの時期だともいわれているのだとか。

ReBitはLGBTの子どもや若者の課題を解決したいという想いから、9年前から学校で子どもや先生方を対象に授業をしたり、教材を提供したり、LGBTの就活生のサポートをしたりしてきたそう。代表理事の藥師実芳さんは、今回の寄付金もこのような活動に使っていきたいと語りました。

藥師さん自身も女の子として産まれたものの、幼い頃から「自分は男の子なんじゃないか」という思いを抱え、皆と違うことがおかしいのではと悩んできたそう。

藥師さんは、「DIVERSITY IS STRENGTHという言葉は当時の自分のように、『他の皆と自分は違うのではないか』と悩み恐れる全ての子どもたちにとって、すごく大きなパワーを与えてくれる言葉だと思う」と語りました。


お互いの多様性を受け入れて最強になる!オールブラックスの考え方

贈呈式ではプレゼンターとして、AIGとパートナシップを結ぶ、ラグビーニュージーランド代表のオールブラックスの選手も登場。

様々な人種の人がチームに所属しているオールブラックスにとって、多様性はとても重要なことだそう。たとえばチームメイトにサモアの人がいたらサモア地域の食事を楽しみながらダンスを楽しむなどの“サモアナイト”を開催するなど、お互いの文化的背景を尊重しているのだとか。そうしてお互いの理解を深めることが、チームの士気を高めることに繋がるそうです。

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