芸能界「女王様タレント」NO.1決定戦(1)女優としての評価が高い満島ひかりだが… (2/2ページ)
昨年、主演ドラマの宣伝のために自身のツイッターで土下座まで敢行、それでも低視聴率のため打ち切りの憂き目にあったのが真木よう子(36)だ。
「ドラマ放送中に、クラウドファンディングで作った写真集をコミケで販売するという計画について批判を受けたこともあり、真木はヤケ酒の末、ドラマ収録をドタキャンしてしまった。こうしたラブルに不信を募らせ、以前から不満を持っていた事務所と決裂し、出演が決まっていた映画『SUNNY』(東宝)も降板することになった。以後、真木は『仕事は自分の名前で取ってくる』と、しばらくはフリーランスでしたが、この9月から新垣結衣(30)、長谷川京子(40)らが所属する大手芸能事務所と契約しています」(芸能デスク)
寄らば大樹の陰。その効果もあってか、12月放送のスペシャルドラマ「炎上弁護人」(NHK)での主演が決まったという。芸能プロ関係者が口をとがらせる。
「フリーが身にしみて、しおらしくしているのかと思えば、実はこのドラマは事務所に頼る前に真木自身が取ってきた仕事なんです。ドラマの現場では、今でも真木と仕事をしたいというプロデューサーは多い。ふだんから真木は『女優だからといって特別扱いされるのはイヤ。人間を演じるのだから普通に扱ってほしい』などとウソぶいているが、好き勝手にさせると深酒して制御できないのも事実です」
大女優に振り回されて泣きを見るのは現場スタッフのようで‥‥。
現在放送中の月9「SUITS」(フジテレビ系)で、織田裕二(50)との27年ぶりの共演が話題となった鈴木保奈美(52)の場合はどうか。
「局は放送開始前から、夕方の再放送枠で2人が共演した大ヒットドラマ『東京ラブストーリー』を流すなど、2人の話題で盛り上げようと必死でした。ところが、番宣では2人並んでのインタビューはNG。単独取材でも、鈴木本人に『東ラブ』話を振ると『今さらその話を聞かないで』とばかりに顔を背けてしまうのです」(芸能デスク)
あまりに長い時が流れ、カンチとリカの関係は冷えきってしまったのか。
「実は、互いに主役は自分だったという意識が強く、当時から仲がよかったわけではなかった。今さら過去の栄光を掘り起こされるのは、ベテラン女優としてのプライドが許せないようです。ですから、鈴木がスタジオに入ってくると現場の空気がカチンと凍りつき、スタジオの気温が下がると言われています」(テレビ誌記者)
その冷えた雰囲気がお茶の間にも伝わり、視聴率もジワ~リ降下中。