「健康寿命をのばそう!」仙台市の健康シンポジウムに脳トレ川島隆太教授も登場 (3/3ページ)
相田さんは、「子どもの頃の虫歯を減らすことで、大人になっても虫歯になることを減らすことができる」と話していました。
訓練次第で脳は蘇る!スマートエイジングという考え方
最後に登壇したのは、脳トレで有名な東北大学加齢医学研究所所長の川島隆太さん。「スマート・エイジングという考え方」について講演がおこなわれました。歳をとることは「できていたことができなくなる」というマイナスイメージが強い一方で、川島さんは「加齢は何かを得ること、より賢くなること」というスマート・エイジングの考え方を提唱しています。
その上で、川島さんがスマート・エイジングに生きるために重要とするのが、社会性、運動、栄養、認知刺激の4つの要素。
栄養面では、多種多様な和食が最も脳によく、加えて脳を働かせてくれるブドウ糖が含まれる炭水化物をとることが大切だそう。認知刺激については、脳の中でも記憶を司る前頭前野がポイント。一度にできる作業量が減ったり、効率が悪くなるのは、加齢に伴いここが萎縮してしまうためということでした。しかし、川島さんによれば脳はトレーニングすることでどんどん回復し、萎縮が元に戻ることがわかっているそう。戻るどころか、脳の体積が増えることもあるという事実が示されました。
今年6月に東北大学との包括的な提携を果たしたフィリップス。ICTを用いた口腔ケアをはじめ、人々の行動変容にフォーカスしたヘルスケアについての共同研究を開始しています。また来春には、日本からのヘルスケア・イノベーション発信の場とすべく、仙台市内にCo-Creation Centerを設立する予定です。
これからますます健康分野で注目が集まりそうな宮城県・仙台。今後の情報に期待したいところです。