やくみつるの「シネマ小言主義」 ★歌もダンスもない、インド映画の現在形 『ガンジスに還る』 (2/2ページ)

週刊実話

知っていたんだから何とかなりそうなものですが、不思議と親が生きている間はできないんですよね。

 それにしても、本作の父親がなぜ亡くなったのか死因は描かれません。まさか、ガンジス河の生水を飲んだせいじゃないですよねぇ。

画像提供元:(C)Red Carpet Moving Pictures
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■『ガンジスに還る』監督・脚本/シュバシシュ・ブティアニ 出演/アディル・フセイ、ラリット・ベヘル、ギータンジャリ・クルカルニ、パロミ・ゴーシュ、ナヴニンドラ・ベヘル、アニル・ラストーギー 配給/ビターズ・エンド 岩波ホールほか全国順次公開中。■ある日、不思議な夢を見て自らの死期を悟った父・ダヤは、ガンジス河畔の聖地・バラナシへ行くと家族に宣言する。家族の大反対をよそに、決意を曲げない父。仕方なく、仕事人間の息子ラジーヴが付き添うことに…。辿り着いたのは、安らかな死を求める人々が暮らす施設、解脱の家。施設の仲間と打ち解けながら、残された時間を有意義にすごそうとするダヤ。はじめは衝突し合うも、雄大に流れるガンジス河は次第に父子の関係をゆっくりとほぐしていく。果たして、ダヤは幸福な人生の終焉を迎えられるのか―。

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やくみつる:漫画家。新聞・雑誌に数多くの連載を持つ他、TV等のコメンテーターとしてもマルチに活躍。『情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)、『みんなのニュース』(フジテレビ系)レギュラー出演中。

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