どっきり文化まつりDESTINY 11/16~18:杉作J太狼XE「美しさ勉強講座」連載87 (2/4ページ)

ブッチNEWS

その気持ちもご理解ください。

 翌日18日は最終日。遠方より来るかたのために夕方には全日程終了です。

 この日は岸田森さん(故人)主演のまぼろしの作品『わが兄はホトトギス』が大スクリーンで特別公開されます。シネマルナティックは音響装置も国内最高峰のサウンドがたのしめますので絵だけではなく、森さんの声もたっぷり堪能できます。森さんは声も画期的に素晴らしいですからね。もしも松田優作さんが生きておられたらぜひ来ていただいていっしょに見たのではないかという気もします。

 森さんが演じたのは病床六尺、壮絶な痛みと闘う俳人・正岡子規。若くして亡くなった正岡子規を森さんが演じてます。

 実はこの映像は四国松山本町1-1-1、南海放送が制作したドキュメンタリードラマ。脚本は早坂暁先生です。早坂先生は今年お亡くなりになりました。早坂先生は愛媛県のご出身です。私はこのドラマを松山にいた高校生の頃にテレビで見たのですが、あまりに斬新な構成の中でさまざまな表情を見せる森さん(これ以上は書くと見る人の喜びを奪ってしまうので書きません)を忘れることができません。のちの私の映画製作、前夜祭で上映予定の『チョコレートデリンジャー』などもすべて、この作品の影響を受けていると思います。

 長くなってしまいましたが、実はひとつふたつ、大切なことを記していませんでした。

 ひとつは、私が前出の放送局、南海放送で毎週土曜の夜に生放送してるラジオ番組、そのADをしてくれてる女子大生のなっちゃん。時々私の番組で喋ったりしてたら大人気になってる素敵ななっちゃん。その、なっちゃんがいままでは10代だったから顔出しはしていなかったのですが、今回はついにゲストとして、さらに土曜の東映オールナイトにはラジオ生放送のコーナーもありますのでADとして、そしてMCとして、いつもの放送の感じで登場します。諸問題を強引にスルーしている部分もあるかもしれないのでなっちゃんに会えるのはこれが最後かもしれません。あと、ここだけの話ですが、なっちゃんとの握手、写真撮影などもあるかもしれません。先日、そんな話をしていたらやってもかまわない、みたいなことを言ってたような気がします。ま、なんせなっちゃんは芸能人でも芸能人志望でもない、まじめな学生さんなので。

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