ウニが3位、みんなが「好きな寿司ネタ」1位は意外な結果に?

日刊大衆

※画像はイメージです
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 回転寿司から高級店まで、幅広い層に大人気の“寿司”。最近では、魚離れが指摘されているが、寿司の人気は根強い。定番のネタはもちろん、旬の食材を楽しんだり、店によってはバラエティに富んだ寿司メニューも増えている。そこで20~50代の男女200人に「一番好きな寿司ネタ」について聞いてみた。いったいどんなネタが人気なのか。さっそく見てみよう!

 第6位(6.5%)は“イカ”だった。寿司ネタとしては、スルメイカ、アオリイカ、ヤリイカ、紋甲イカなど、使われる種類はたくさんある。中でもアオリイカはイカの王様とされ、すしネタでは高級品だ。コリコリしていたり、ねっとりしているなど、種類によって違う食感が楽しめるのも特徴だ。通年で食べられるので、おなじみのネタでもある。

 第5位(7.5%)は、同率で“イクラ”と“マグロの赤身”の2つがランクインした。

 イクラは、高級ネタの一つ。しょうゆ漬けにしたものを軍艦巻きにするのがポピュラーで、プチプチとした食感がたまらない。最近、回転寿司などでは“こぼれイクラ”といって、軍艦に乗りきらないほどのイクラを乗せてくれるメニューもあって、子どもにも大人気だ。

 マグロの赤身も、寿司ネタの王道。クロマグロ、ミナミマグロ、キハダマグロと魚種は豊富。生が上質とされているが、今は冷凍技術が発達しているので、冷凍ものも流通。いつでもおいしく食べられる定番ネタだ。

 第3位(8.0%)は“ウニ”。こちらも、イクラと並ぶ高級寿司ネタで、軍艦巻きで食べることが多い。独特の風味は、お酒にもピッタリで、大人に人気のネタ。さっぱりとした味わいで高級品のムラサキウニ、強いオレンジ色が特徴のバフンウニ、味わいの強いアカウニなどがポピュラー。

■王道ネタを押さえて1位になったのは新世代寿司ネタ!?

 第2位(11.0%)には“トロ(中トロ、大トロ)”が選ばれた。マグロの中でも脂が乗った部分であるトロは、濃厚な甘みとうまさが人気の理由だろう。江戸時代は冷蔵、冷凍技術が発達していなかったこともあり、ほとんど食べられていなかったが、現代では堂々第2位の人気ネタ。日本人の食の好みが欧米化してきたことで、人気のネタになったという経緯もある。

 マグロの赤身やトロといった寿司ネタの王道を押さえて、第1位(15.5%)に躍り出たのは、なんと“サーモン”。脂の乗りはもちろん、味わいも抜群で、子どもや若者だけではなく、おじいちゃんおばあちゃんからも人気のネタだ。中でもトラウトサーモンは、ノルウェーなど、海外でよく養殖されていて、脂の乗りの良さは抜群だ。昔は、寄生虫の問題で生食できなかったが、今は冷凍技術の進化、養殖の発展で、寿司ネタとしてもメジャーな存在になった。マグロを抜いてトップになったというのは、衝撃的な結果かもしれない。

 以上が人気の寿司ネタトップ6。サーモンやウニは、特に女性人気が高く、トロは男性から好まれる傾向にあるようだ。

 次点には“穴子”“エビ”“エンガワ”“ハマチ(ブリ)”“玉子焼き”“マダイ”などが挙がっていた。ちょっとずつつまめる寿司は、いろいろな種類のネタを食べられるのも楽しい。ふだん食べたことのないネタにも、ぜひチャレンジしてみてはいかがだろうか。

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