触覚の不思議。人は不確かな情報をもっと良く知ろうとするとき、目で見るより触った感覚を信用する傾向にある(ドイツ研究) (2/3ページ)

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・人は不確かな情報を見たとき、触覚に頼る傾向がある
LMUを中心とした学際研究グループは、不確かな情報しかないとき、わたしたちは目で見るよりも指先で触ってみるほうを信用する傾向があるという、初めての科学的証拠を発表した。
研究では、わたしたちの物の形の見方や感じ方に影響する、垂直と水平の錯覚を利用した。
同じ長さの2本のマッチ棒で逆さのTの文字を作ると、長さは同じはずなのに、垂直(縦)のマッチのほうが、水平(横)のマッチよりも長く見えるし、そう感じる。

image credit:Vertical–horizontal illusion
複数の被験者たちに、長さについて訊いてみると、2本のマッチの長さはほとんど変わらないと感じた人もいれば、明らかに2本の長さは違うと感じた人もいた。結果にばらつきがあるのは当然だ。
だが、重要なことは、長さの判断がつかず、なんとか推測しようとするとき、人は目よりも手を触れて判断するほうに自信をもつとが多いということだ。