怖いもの知らずのラーテル。ライオンに果敢に立ち向かっているところを激写 (2/2ページ)

カラパイア



 
・ラーテルが怖いもの知らずの理由は?

 なでそれほどまでに強気なのだろうか?

 それは彼らの背を覆っている装甲のような毛皮にある。硬くて頑丈なので、体を裏返しにでもされない限り、ライオンの牙や鉤爪をもってしても、ラーテルに傷を負わせることはできないのだ。

 また、危険を感じると臭腺から強烈に臭いの液体を噴射する。更にはコブラ科の蛇が持つ神経毒に対して強い耐性を持つことから、毒蛇ですらも獲物にする。

iStock-478516006_e
istock


・鳥とは協力関係結んでるから

 ミツアナグマという和名のとおり、ラーテルの大好物はハチミツやハチの幼虫だ。彼らは蜂の巣を探すために、ミツオシエ科の鳥、ノドグロミツオシエなどと共生関係を結んでいる。

 ノドグロミツオシエは鳴き声をあげてラーテルをミツバチの巣に誘導し、ラーテルにミツバチの巣を破壊してもらい、ハチの巣や幼虫をおこぼれとして食べる。


The honey guide bird leads the honey badger Amazing Partnership

 
 そんなこんなでラーテルは天敵であるライオンやブチハイエナが存在しない場所では、事実上生態ピラミッドの頂点に位置するのだ。
「怖いもの知らずのラーテル。ライオンに果敢に立ち向かっているところを激写」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る