セクシー美女で描くNY日本人高級クラブの裏の顔『MAKI マキ』 (2/2ページ)

まいじつ

アジア人の赤ん坊は人気があるという。これを仕切っているママ役に原田美枝子を起用したことで、彼女が扇の要となり、映画がグッと引き締まった。

原田といえば、若いころ『恋は緑の風の中』(74年)、『地獄』(80年)などで大胆に“完脱ぎ”し、そのF級のバストが話題になったものだ。演技力はもともと定評があり、年末には還暦を迎えるが、美貌はさほど衰えず、一種の“悪役”とも言える海千山千の、同時に孤独感も漂わすクラブ・ママを堂々たる貫禄で演じ、お見事!

モデル・セクシー系美女でつづるNY日本人高級クラブ“裏”巡り。常連客たちの会話もナマっぽい。約90分の小品だが、シルハン監督の贅肉のない演出に好感が持てた。

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