菅田将暉も!「ジュノンボーイ優勝を逃した」有名俳優、意外に多かった

日本全国からイケメンたちが集まる美男子のコンテスト『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』。グランプリ受賞者には武田真治や溝端淳平など有名芸能人がいるが、一方で惜しくもグランプリを逃したものの、芸能界で活躍している俳優たちも多い。
まず初めに紹介するのが、さまざまな役柄をこなすカメレオン俳優として知られる菅田将暉だ。出場した2008年の第21回コンテストでは、最終選考に残りながらもグランプリを獲得できなかったが、デビュー作となった翌年放送の『仮面ライダーW』(テレビ朝日系)で主演を務めると、子どもだけではなく主婦のハートもがっちりキャッチ。その後、数々の映画やドラマに出演し、主演を務めた13年公開の映画『共喰い』では、日本アカデミー賞新人俳優賞に輝くなど、着実に演技力をつけていった。また、15年から続くauのCM、三太郎シリーズで“鬼ちゃん”役を務めると、知名度が一気に上昇。2016年には、ドラマ4本、CM10本、映画9本に出演する“菅田将暉フィーバー”を巻き起こし、若手実力派俳優としての地位を確固たるものにした。
07年の第20回コンテストでフォトジェニック賞と理想の恋人賞に輝いたのが、三浦翔平。翌年放送のドラマ『ごくせん 第3シリーズ』(日本テレビ系)に生徒役で出演し、一躍脚光を浴びると、2年後の映画『THE LAST MESSAGE 海猿』では、海上保安庁の機動救難士役を演じ、第34回日本アカデミー賞新人俳優賞を獲得した。また、今年7月には、2016年放送のドラマ『好きな人がいること』(フジテレビ系)で共演した女優の桐谷美玲との結婚を発表し、世間を驚かせている。
■伊藤英明は活動休止からのブレイク!
最終審査まで残りながら、惜しくもグランプリを逃したのが、原田龍二だ。90年の第3回コンテストで準グランプリに選ばれた原田は92年放送のドラマ『キライじゃないぜ』(TBS系)で芸能界デビューすると、95年公開の映画『日本一短い「母」への手紙』で第19回日本アカデミー賞新人俳優賞に輝き、その名を世間に知らしめた。また、タレントとしても、数々の旅番組やバラエティ番組などに出演。自ら“温泉俳優”を名乗り、日本各地の温泉を巡る姿を披露しており、17年4月からは情報番組『5時に夢中!』(TOKYO MX)で金曜日のMCを務めるなど、新境地を開拓している。
あまり知られていないが、伊藤英明もジュノンボーイ出身の一人だ。93年の第6回コンテストで準グランプリに輝いた伊藤は、94年にサントリー・オールドのCMで女優の田中裕子と共演し、芸能界にデビュー。だが、キャラクターが作られていくことに悩んだ末、芸能活動を休止。2年間にわたって肉体労働を続けた後、現在の所属事務所のスタッフに声をかけられ、97年に俳優として再始動している。その後は数々の映画やドラマに出演。04年から始まる映画とドラマ『海猿』シリーズで、俳優としての確固たる地位を築いた。
グランプリを逃したにもかかわらず、芸能界で活躍するイケメン俳優たち。てっぺんを取れなかった悔しさが、芸能界で奮起するバネになったのかもしれない。