『下町ロケット』でTEAM NACS・森崎博之が大ブレイクする!?

日刊大衆

※画像はTBS『下町ロケット』番組公式ホームページより
※画像はTBS『下町ロケット』番組公式ホームページより

 阿部寛(54)主演の日曜劇場『下町ロケット』は、「ゴースト編」がまさかの展開で終了した。新章に突入すれば新キャラも登場するだろうし、いよいよ目が離せなくなりそうだ。今回は11月11日の放送を振り返り、新章での注目ポイントを考えてみたい。

 佃航平(阿部寛)は帝国重工の財前(吉川晃司/53)を、新潟の殿村(立川談春/52)家での稲刈り手伝いに誘う。財前は農作業を通してものづくりの大切さを実感し、宇宙開発から離れたその後を見据える。一方、弁護士の神谷(恵俊彰/53)の協力で、中川(池畑慎之介/66)と末永(中村梅雀/62)の黒い関係を暴いた「ギアゴースト」の伊丹(尾上菊之助/41)たちは、末永に迫って顧問弁護士を退任させる。そして、佃たちが見守る中、「ギアゴースト」と「ケーマシナリー」の裁判は口頭弁論の日を迎える。ギアゴーストの新しい弁護人となった神谷は、ケーマシーナリーについた中川を出し抜いて裁判に勝利して……という展開だった。

「ギアゴースト」の伊丹が佃製作所を裏切るという驚きのオチで、「ゴースト編」が終幕した。11月18日から新章「ヤタガラス編」に突入するのだが、ツイッターなどSNSを見ていると、次週からTEAM NACSのリーダー、森崎博之(47)の出演を喜ぶファンの声が多かった。森崎が演じるのは、佃の大学の友人で無人農業ロボットの研究者である野木。登場回数も、きっと多くなるだろう。

 TEAM NACSは、北海道の大学で結成された演劇ユニットで、全国にファンを持つ人気演劇集団だ。なんといっても大泉洋(45)が有名だろう。90年代後半に北海道テレビ制作のローカル深夜番組『水曜どうでしょう』で人気を博すと、以後は全国区の俳優へと駆け上がり、今では映画『探偵はBARにいる』シリーズなど主役も当たり前の人気俳優となった。

■今回の『下町ロケット』にぴったりのキャステイング

 また『下町ロケット』には、同じくTEAM NACSの安田顕(44)が、主人公、佃航平の右腕、山崎光彦役を好演している。安田も『正義のセ』(日本テレビ系)や『小さな巨人』(TBS系)など人気ドラマで活躍しており、日本ドラマ界に外せない名優の一人といえるだろう。

 この2人と比べると、森崎博之は世間にまだ知られていない存在かもしれない。けれど、今回の出演で、森崎はブレイクする可能性が高い。というのも、彼は『あぐり王国北海道NEXT』(HBC)という北海道ローカルの農業番組に、すでに10年以上も出演してきた実績を持っている。「農業」がテーマである今回の『下町ロケット』には、まさにぴったりの配役といえるのだ。

 また、演技力も、TEAM NACSの舞台で、脚本演出の多くを手がけてきただけに、申し分ないものを持っている。近年は昨年公開の映画『ミックス。』で、蒼井優(33)と中国人夫婦役を演じるなど、インパクトがある活躍も目立つ。北海道に拠点を置いているゆえに全国的知名度はまだまだ低いが、『下町ロケット』が起爆剤になってもおかしくないだろう。新章は、森崎博之の芝居にぜひ注目したい!(ドラマライター・半澤則吉)

※画像はTBS『下町ロケット』番組公式ホームページより

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