月経に伴い肺に穴があく!? 女性特有の珍しい気胸【月経随伴性気胸】 (2/4ページ)
月経随伴性気胸の特徴

珍しい気胸として、月経がある女性に起こる月経随伴性気胸があります。
月経随伴性気胸は、月経開始の3~4日ほど前から月経開始後に発症します。この気胸の8〜9割は、右の肺に起こるとされていますが、左や両方の肺に起こることもあります。
特に32~35歳の女性で初めて発症することが多いとされ、一度発症すると何度も再発することがあります。ケガなど他の原因がない気胸のうち、3~6%が月経随伴性気胸の特徴に一致すると考えられています*。
原因は?

子宮の内側には、子宮内膜という組織があります。子宮内膜は、ホルモン状態によって分厚くなったり、月経のときに崩れ落ちたりしています。
この子宮内膜組織が、何らかの理由で肺の表面や横隔膜にもできることがあります。そして、ホルモンの変動を感知して、子宮内の子宮内膜と同じように月経の時期に崩れ落ちることで、肺や横隔膜に穴があくのではないかと考えられています。