サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「アーモンドアイは『超』女傑だ」 (2/2ページ)
古馬は、昨年のダービー馬でJCを2着したレイデオロが有馬記念にホコ先を転じたため、これまた、やや小粒な印象は拭えない。それでも昨年の覇者シュヴァルグラン、スワーヴリチャード、そして復活なったサトノダイヤモンドなど、GI勝ち馬が7頭と役者はそろっている。
しかし、アーモンドアイにはかなうまい。秋華賞の際にも当欄で強調したことだが、半世紀近く競馬に携わってきて、これだけ強い牝馬に巡り合ったのは初めてという思いなのだ。
実績から「超」の字を付けていい女傑だが、その怪物とも言える女王が、秋華賞より2キロ軽い53キロで出走してくるのだ。牡馬一線級と初めての顔合わせで楽な競馬は望めないが、これまでの競馬ぶりを思えば、この斤量がどれだけの味方になるかは、容易に想像がつくというものだ。
問題は体調である。秋華賞は休養明けとはいえ、14キロ増の体重。少々、調整に狂いが生じたからで、少し太かった。普通の馬なら“2走ボケ”が懸念されるところだが、全てが桁外れの馬。むしろ「使われて一段と良化している」(国枝調教師)のだから、これは素直に力を信じるべきだ。つまり、馬券的には今年のJCは、2着探しのレースと見るべきなのである。
当方が穴中の穴と見ているのはガンコだ。休み明けを使われて3戦目となる今回は、必ず走るとニラんでいる。もし道悪になれば、アーモンドアイが多少苦しみそうなだけに、よりおもしろいはずだ。