段取りは「テレビの果てまであるある」座談会(2)タバスコは薄めて飲ませる (2/3ページ)

アサ芸プラス

それでも芸人たちはアイコンタクトして「酸っぱくない!」って。その耐えてるリアクションがおもしろいんだから、問題ないよ(笑)。

D ドッキリ企画だって一種のリアクション芸だよね。タレント側も織り込み済みで、この手の番組の常連の菊地亜美なんかは、いつどこでダマシが来るか、野性のカンでわかるみたい。いつもは一緒に乗ってこないマネージャーがエレベーターに乗ってきて「あ、忘れ物があったから、先に行ってて」とか言ったりするとピンと来るんだって。それでもダマされた振りをして、リアクションするために、その時点でおもしろいヘン顔の準備をしているんだって。これは立派な芸だよ。

B 知識を競うクイズ番組ではありえないけど、バラエティーのクイズ番組では番組を盛り上げるために答えを教えておくということが普通にある。マネージャーに、それとなく問題と答えのヒントやキーワードを伝えるんだよ。特定のタレントが勝ったほうが盛り上がることがあるからね。

D 芸能人が出ている「クイズ番組」は解答まで全て台本に沿うケースが多々あるよ。進行どおりに優勝しても出演ギャラのみで、優勝賞金はダミーってこともね。

B 以前、プロ野球の大物監督の夫人が解答者として出演したことがあって、制作サイドはその人に勝たせたかったの。だから監督夫人なら誰でもわかるような問題を作ったんだけど、念のために出演前に問題を教えたら、「三冠王」が何か、理解してなかったんだよね。

C こちらが指示しなくても、わかってる芸人さんは暗黙の了解でボケて間違えてくれるから、結果的に勝たせたい人が勝つようにはなるんだけどね。番組としては、そういう「安全な人」を解答者に入れることも必要なんだ。

D 芸人さんによっては、答えではなく「ボケを教えてほしい」という要求もある(笑)。二重のヤラセだよ。

C でも優秀な芸人さんだと、放送作家が例題として事前に用意したものより秀逸なボケをかましてくれるから助かるんだよね。

「段取りは「テレビの果てまであるある」座談会(2)タバスコは薄めて飲ませる」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 11/29号世界の果てまでイッテQ!宮川大輔芸人ヤラセエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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