それって届くの?武将・直江兼続が閻魔大王にメッセージ。その理由が怖すぎる… (2/4ページ)
事情を聴くと、確かに不始末ではあっても、斬り殺すほどの重罪ではなく、ついカッとなって斬(や)ってしまった、との事でした。
死んだ者を連れ戻せるか?兼続は本件を「上杉家の不始末」として遺族に謝罪。お詫びとして、勝蔵に銀二十枚の支払いを命じました。しかし、遺族は納得してくれません。
「断わる!ゼニなんかいくらつんでも、死んだ者は戻らない!ウチの五助を返して寄越せ!」
そりゃあ確かにそうなんですが、と言って死んだ者はどうあっても返せないから、せめて慰謝料だけでも……などなど、誠心誠意説得を試みた兼続ですが、どうしても聞き入れてくれません。
ほとほと困った兼続が悩みに悩み抜いた末、遺族たちに提案しました。
「……相判った。どうにか五助を取り返せるよう、閻魔大王にお願いしてみよう。しかし、五助を連れ戻すには迎えを出す必要があろうから、そなたらを遣わそう」
兼続はそう言うなり、遺族三人の首を刎ねました。
拝啓・閻魔大王さま【意訳】
「一筆啓上いたします。三宝寺勝蔵の家来が不慮の死を遂げたことを遺族が悲しみ、返して欲しいとの事なので、この三人を迎えに遣わします。どうか返してやってくださるようお願い申し上げます。
