それって届くの?武将・直江兼続が閻魔大王にメッセージ。その理由が怖すぎる… (3/4ページ)
慶長二年二月七日 直江山城守兼続(判)
閻魔大王さま」
『煙霞綺談』より。兼続が閻魔大王に当てたメッセージ原文(2~8行目)。
兼続は河原にこのような高札を立て、遺族らの首を並べたそうです。
体(てい)のよい粛清にも見えますが、あるいは大真面目に閻魔さまへ手紙を出し、遺族たちが五助を連れて四人ともよみがえることを信じていたともわかりません。
結局、この四人が現世に還ってくることはなかったようですが、ところで三宝寺勝蔵には罰金以外のお咎めがあったのかどうか、少し気になるところです。
まとめ「アイツならやりかねない」
直江兼続「これにて、一件落着(キリッ)」
このエピソードは江戸時代後期の随筆集『煙霞綺談(えんかきだん。集話:西村白烏)』巻之四に収録された「閻魔王書状」という物語。
歴史的事実としてはいささか(多分に)根拠が怪しいものの、こうした物語や噂話というものは
「アイツならやりかねない、やってのけてもおかしくない」
というある種のカリスマ?が生み出すもので、たとえ事実ではなくても、「あのいつもバカ真面目な直江山城守なら、そんな事があったかも知れない」という思いが、何かのきっかけに尾鰭をつけた可能性も十分にあるでしょう。