和牛『M-1』への熱すぎる意気込み、人気番組レギュラーを断わっていた!

日刊大衆

和牛『M-1』への熱すぎる意気込み、人気番組レギュラーを断わっていた!

 12月2日(日)にテレビ朝日系で生中継される漫才の祭典『M-1グランプリ2018』。この大会の決勝進出の切符を勝ち取ったのは、霜降り明星、ゆにばーす、見取り図、かまいたち、スーパーマラドーナ、ジャルジャル、トム・ブラウン、ギャロップ、和牛の9組。ここに同日に行われる敗者復活戦から勝ち進んだ1組が加えた計10組で、優勝が争われる。

 平成最後の大会で、どのコンビが漫才日本一に輝くのか注目が集まっているが、中でも期待されるのは2016年、2017年の大会で2年連続準優勝という結果を残してきた、水田信二(38)、川西賢志郎(34)によるコンビ・和牛だ。

「和牛は『M-1』の活躍で、今バラエティで引っぱりだこです。今年4月からは愛媛県の南海放送で冠番組『和牛のA4ランクを召し上がれ!』がスタートし、現在レギュラーは7本。大ブレイクを果たしましたが、そんな2人の目標はあくまで『M-1』制覇にあるようなんです。というのも、現在彼らは、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の不定期レギュラーを務めているんですが、番組から“レギュラーにで出てほしい”というオファーがあったのに、2人はそれを断ってしまったそうです。理由は、『M-1』に集中したいということだったそうです」(お笑いライター)

■レギュラーを蹴ってでも勝ち取りたい『M-1』優勝

 2年連続準優勝、しかも昨年の大会では1票差でとろサーモンに敗れた和牛。さらに同年の大会では、予選で使った“勝負ネタ”を決勝にも持ってくるコンビが多い中、和牛が予選3回戦から決勝まですべて違うネタで挑んだことも話題になった。

「ウケる鉄板ネタを複数用意するのは並大抵ではありませんから、それだけでも彼らの実力がズバ抜けて高いことがわかります。今年も実際に、予選からすべて違うネタで挑んできていますし、新たなレギュラーを増やすことで、ネタを作る時間が減ってしまうという恐れがあったのかもしれません」(前出のお笑いライター)

「漫才日本一」のためとはいえ、全国放送のオファーを断ってしまうのは、リスクが大きいと思われる。「初期に比べ、ここ最近の『M-1』は優勝がブレイクのキッカケではない、というのが正直なところ」と説明するのは放送作家。

「現在は『M-1』だけでなく、『キングオブコント』や『R-1ぐらんぷり』など、賞レースがたくさんあり、優勝者の価値が下がっているのは確かですよね。また、『メイプル超合金』や『カミナリ』など、優勝をしなくても、キャラやトークが良いことでブレイクする例もある。ただ、和牛の2人にとっては、仕事の安定よりも、今、“漫才師”として日本の頂点に立つことのほうが、重要なんだと思います。ボケの水田はインタビューで、“今年はまぐれでも、審査員の押し間違いでもいいから優勝したい”と語っていました。彼らにとって今、『M-1』はすべてなんだと思います」(前同)

 はたして和牛の悲願は達成されるのか。『M-1グランプリ2018』決勝戦は、12月2日の午後6時34分に幕を開ける。

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