西暦2030年からのタイムトラベラーが語る『デスノート』の実現! (2/2ページ)
「そのディスプレーには犯罪者のデータどころか、駐車違反やスピード違反、レンタルビデオや図書館の延滞など、犯罪傾向のある人物というか、〝犯罪予備軍〟のデータと顔認証が表示されるんです。レンタルビデオ延滞の常習犯が歩いているとすると、公安のメガネ型ディスプレーに表示されます。ちょっと尾行すると、そいつが万引するところを把握し、現行犯逮捕に至ったケースもあるということです」と同専門家。
他に、脳にチップを埋め込むとどういうことが想定されるのか。
「例えば、『爆弾』『テロ』などという単語を発した人の住所氏名や現在位置のデータが瞬時に警察に転送されたり、犯罪行為をしようとする人の体をチップからの電流でしびれさせたりと、かなりの防犯効果が期待できますね」と話している。
実現すれば、一般人のプライバシーが侵害される代償として、悪人が駆逐される“いい世の中”になりそうだ。