新潟名産「幻の西洋梨」ル レクチエ 濃厚な口どけ、罪な甘さにうっとり (2/2ページ)

ル レクチエ入り「あわ 八海山」
「カクテルのようだ」と話すS編集長は、普段の厳格で凛々しい表情を崩して優しく筆者に語り掛けた。このままだと編集長が楽園に行きかねないので次に移る。
続いては、カットした果肉に生ハムとゴルゴンゾーラチーズを乗せ、まるで「生ハムメロン」のようにいただく粋な食べ方にチャレンジ。

ル レクチエに生ハムとゴルゴンゾーラチーズを乗せて
生ハムの塩味、ゴルゴンゾーラチーズの酸味と少しの苦味。このダブルパンチを前に流石のル レクチエも食感のみの主張に終わったかと思った。しかし、本番は飲み込んだ後だ。生ハムとゴルゴンゾーラチーズの味が消えた後、そのままで食べたとき以上に強く、長くそして濃厚にル レクチエの甘みが抱きついてくる。別れを惜しむように続く甘さの余韻にしばらく浸った。
追熟の期間が約40日間あるル レクチエはフルーツの最大の強みであるジューシーさに加えて、快楽の深みに堕ちていくような罪な甘さがある。純粋ではなく悪いこともたくさん知っている人の方が魅力的。それと同じようなことであろう。黄金色のドレスをまとった美女の下を扱いきれない自分の幼さを感じてしまうほどだ。
12月が最盛期にあたり、これからのお歳暮やクリスマスギフトにもうってつけ。冬の罪作りなあいつは新潟からやってくる。
(Jタウンネット編集部 大山雄也)