米倉涼子が“片平なぎさの女王の座”を!?「2時間ドラマのヒロインたち」を大捜査

日刊大衆

米倉涼子が“片平なぎさの女王の座”を!?「2時間ドラマのヒロインたち」を大捜査

 妖しく、そして美しい。ドラマ内で数々の難事件を解決したヒロインを徹底検証。『土曜ワイド劇場』(テレビ朝日系)や『火曜サスペンス劇場』(日本テレビ系)は終了したものの、今も根強い人気を誇る「2時間ドラマ」。その美しきヒロインたちの“ミステリアス”に迫ってみよう。

 最初は“2時間ドラマの女王”片平なぎさ(59)。1975年にアイドルとしてデビューした片平だが、80年代からは女優業に専念。前出の日テレ“火サス”『小京都シリーズ』ほか、数多くの2時間ドラマでヒロインを演じてきた。

「彼女は、若い頃より熟女になってからのほうが断然セクシー。特に肌の露出があるわけじゃないですが、長身でスタイルもいい。画面から大人の色気があふれ出ているんです」と片平を絶賛するのは、映画評論家の秋本鉄次氏。「顔も派手だし、笑うと大きな口元が印象的。ついついイケナイ想像をしちゃいますね(笑)」(前同)

 片平が葬儀社の2代目女社長に扮して怪事件に挑む『山村美紗ミステリー赤い霊柩車』シリーズ(フジテレビ系)は、現在も放送中の2時間ドラマだ。

■もう1人の女王、名取裕子

 一方、片平と並ぶ2時間ドラマの女王といえば、名取裕子(61)がいる。連ドラでは『京都地検の女』シリーズ(テレビ朝日系)がある名取の2時間ドラマの代表作が、『法医学教室の事件ファイル』シリーズ(前同)だ。医大法医学教室の准教授に扮した名取の、さっそうとしたヒロインぶりが見どころの同シリーズだが、「もともと“女子大生女優”として売り出した名取だけに、インテリ女性の役が似合うんです。熟女になってからは陽気なお姉さんキャラ。セクシーな口元や声のトーンは色っぽいのに、近づきやすい雰囲気があっていいですね。それでも、ボクなどは映画『吉原炎上』などの頃の名取の残像が今も頭の片隅にあるので、ドラマの中の彼女と重ね合わせて見たりしてますけどね」(前出の秋本氏)

 ちなみに片平も名取もいまだに独身で、私生活はミステリアス。女王2人を、男性視聴者は下心いっぱいの気持ちでテレビから鑑識しているかも。

■かたせ梨乃、視聴率20%超えの秘策

「2時間ドラマは30代、40代の女優じゃないと出られない。まさに熟女の祭典です。若い頃に一世を風靡したアイドルがワンクッション置き、男を知り、イイ女になっているのがたまらないんです。世間の熟女ブームを牽引してきた、といっても間違いではないでしょう」(前同)

 映画『極道の妻たち』シリーズではセクシーシーンを一手に引き受けていた感のあるかたせ梨乃(61)の2時間ドラマの代表作が、『名探偵キャサリン』シリーズ(TBS系)と『湯けむりドクター華岡万里子の温泉事件簿』シリーズ(テレビ朝日系)。

「かたせが映画で披露してきた艶姿は、男たちの脳裏に刷り込まれてますからね。タイトルに“湯けむり”とついてるだけで、かたせのグラマラスボディが露天風呂に浸かる光景がデジャヴのように浮かび上がってくるから不思議ですよ」と言うのは、芸能ライターの織田祐二氏。

 続けて、「昔の2時間ドラマでは、22時をまたぐ頃に視聴率アップのため、お色気要員の女優がお約束でした。今からでも遅くはない。かたせが一糸まとわぬ姿になれば、視聴率20%超えは間違いないでしょう!」

■『家政婦は見た!』で2時間ドラマ枠に参戦

 10月クールの主演ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)の視聴率が好調な米倉涼子(43)も、『家政婦は見た!』(同)で2時間ドラマ枠に参戦している。

「市原悦子主演の同名人気シリーズの米倉バージョンで、2014年と15年に1作ずつ放送されている。ヒロインの派遣家政婦に扮した米倉の不細工メイクが見どころ」(テレビ誌記者)

■視聴率女王のオカッパ頭とイイ女のギャップがたまらない

 2時間ドラマウォッチャーでもあるエッセイストの下関マグロ氏が言う。「家政婦の仕事をしている間、米倉は黒縁メガネにオカッパ頭なんだけど、ふだんのシーンでは肩を出した“イイ女”の服装。そのギャップがたまらない。男的には後者に人気が集まりそうですが、家政婦姿の彼女もいい。“あら、いやだ……”なんて意外なリアクションで燃えさせてくれそう」

 シリーズ化が加速されれば、米倉が2時間ドラマの女王になる可能性も!?

■松下由樹も存在感を発揮

 “隠れナイスバディ”の松下由樹(50)も、2時間ドラマで存在感を発揮している。『おとり捜査官・北見志穂』シリーズ(テレビ朝日系)と『犯罪資料館緋色冴子』シリーズ(TBS系)は、その代表作だ。中でも『おとり捜査官』は松下扮する捜査官が、猟奇犯罪の標的になることで犯人逮捕につなげるという、文字通り体を張った捜査が見どころだ。

「彼女が犯人に捕まり、“あわや……”というアブない場面が挿入されているのがミソ。けっこうドキドキ、ハラハラみたいな(笑)。松下のグラマーぶりは、知ってる人は知っているだけに、コーフンさせられますよ」(前同)

■大塚寧々は白衣姿が色っぽい

 大塚寧々(50)が人骨を専門とする人類学者に扮するのは、『人類学者・岬久美子の殺人鑑定』シリーズ(テレビ朝日系)だ。

「彼女の白衣姿がミョ~に色っぽくて、一度見たらハマること請け合い。自分も、大塚が相手なら存分に鑑定してほしい(笑)。彼女は五十路になってもセクシー。かつて加納典明が絶賛した、まぶたや涙袋の分厚さは変わらず。大塚がカメラを見つめただけで昇天する視聴者は、少なくないのでは」(ドラマ評論家)

■一般男性と結婚した浅野ゆう子の現役バリバリ感

 往年のトレンディ女優、浅野ゆう子(58)も、火サスや土曜ワイド劇場『西村京太郎トラベルミステリー』シリーズほか、各局の2時間ドラマ枠で多くの作品に主演してきた。

「私生活では昨年、一般男性と結婚。浅野の現役バリバリ感が漂ってますね」(女性誌記者) おそらく、瑞々しさを維持しているはずだ。

■雛形あきこは山ガールな刑事役を好演

 グラドル時代は前屈みになって胸の谷間を強調する“雛ポーズ”で一世を風靡した雛形あきこ(40)も、2時間ドラマの常連女優。

「彼女は、どんな役でもすんなりハマる器用さがある。『信州山岳刑事道原伝吉シリーズ』(テレビ東京系)では、主演の松平健の部下の山ガールな刑事役を好演。素朴なのに色っぽくて、魅力的でした」(下関氏)

■斉藤由貴や高橋由美子のプライベートは不倫サスペンス

 昨年から今年にかけて不倫スキャンダルで世間を騒がせた斉藤由貴(52)は、火サス『救命救急センター』シリーズ、高橋由美子(44)も火サス『軽井沢ミステリー』シリーズという2時間ドラマの代表作がある。

「2人ともアイドルとして出発しながら、熟女になったら超肉食系という共通点がありますね。欲しいものは絶対に手に入れなければ気がすまない貪欲さ。2人とも、プライベートでは2時間ドラマ以上のハラハラなサスペンスを経験しているはず」(織田氏)

 女王たるもの、いつ何時でも“超ミステリアス”と“スリル”が必要!?

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