母の気持ちは母ならわかる。むずがる2人の子供を連れて飛行機に乗ろうとしていた女性を助けた3人の女性(アメリカ) (2/4ページ)
その女性は、ベッカさんの荷物を全部検査機に通してくれたのだった。
ベッカさんが助けてくれた二人にお礼をいうと、二人は「心配いらないわ」と返した。「あなたがちゃんと自分のフライトに乗れるようにするからね」
そしてその言葉通り、二人目の女性はベッカさんの荷物を全部持って、搭乗口まで送り、親子がちゃんと飛行機に乗るまで見送ってくれたのだった。
・ワイアットくんを抱いていてくれた女性
しかし、無事に飛行機に乗り込んでからも、ベッカさんの試練はまだ終わっていなかった。
それまで眠っていたワイアットくんが、離陸の際に目を覚ましてしまい、ふたたび眠りに落ちるまで、またもや叫んでいたのである。
しばらくして、ベッカさんのところにやってきたまたまた別の見知らぬ女性が、「あなたには休息が必要に見えるわ」といった。
そしてワイアットくんを抱き取ると、フライトの残りの時間ずっと、代わりに抱いていてくれたのだった。
さらにその女性は、飛行機を降りた後も、ワイアットくんを抱いたまま、ベッカさんと連れ立って歩いた。
そして、迎えに来ていたベッカさんの夫のブレイクさんにワイアットくんを渡すと、ベッカさんをハグして、「メリークリスマス!」といい、去っていったのである。
ベッカさんは3人の見知らぬ女性に助けられたことになる。