山尾志桜里、今井絵理子ほか「女性議員たちの政界恋模様」

日刊大衆

今井絵理子
今井絵理子

 クリスマスという年に1度の盛大なカップルイベントを目前に控え、慌てて一緒に過ごす相手を探している人は少なくないだろう。そこで今回は、かつて政界を彩った熱い色恋沙汰の数々をおさらいしてみよう。

 山尾志桜里衆議院議員は、『週刊文春』(文藝春秋)2017年9月14日号で、かねてから離婚の相談をしていた弁護士の倉持麟太郎氏とのダブル不倫疑惑が報じられた。多いときは週4日もホテルや自宅で密会している事実が伝えられて証拠写真も掲載されたが、会見では民進党からの離党とともに「ホテルについては私1人で宿泊をいたしました。倉持弁護士と男女の関係はありません」と不倫を否定した。しかし同年11月に、倉持氏は子どもの親権を取った上で離婚して、山尾事務所の政策顧問に就任。さらに、山尾議員も18年2月に子どもの親権を得て離婚を成立させ、5月に離婚届を提出していたことが『週刊文春』18年9月27日号で報じられた。

 今井絵理子参議院議員は、『週刊新潮』(新潮社)2017年8月3日号で、元神戸市議の橋本健氏との不倫疑惑が報じられた。新幹線の中で手をつないで寝ている写真が掲載されたが、それは橋本氏の一方的な好意で「一線は越えていない」と不倫を否定。その直後に橋本氏の政務活動費詐欺疑惑、市議辞職、詐欺容疑で有罪判決など一連の事件が起こったが、18年10月3日発売の『週刊新潮』(新潮社)で、現在も2人は交際を続けていると再び報じられると、その日のうちに、今井議員はブログで「私今井絵理子は元神戸市会議員の橋本健さんとお付き合いさせていただいております」「昨年末に橋本さんの離婚が成立したとのご報告や、事件についての説明と謝罪など、年明けから連絡を取り合っておりました」と発表。

 しかし、不倫については「そのような事実はありません。不倫も不法行為もありません」とあらためて否定し、「交際については様々なご批判等あるかと思いますが、それらは全て覚悟しております」とコメントした。

 金子恵美元衆議院議員の場合は、出産6日前に夫である宮崎謙介元衆議院議員が女性タレントを自宅に連れ込んでいたことが発覚した。『週刊文春』(文藝春秋)2016年2月18日号の報道を受けて会見した夫は「人間としての欲が勝ってしまった」などと不倫を認めた上で議員辞職したが、その後も複数の女性と性的関係があることや、他の女性と婚約していた事実、交際女性への1日400回におよぶ生々しいLINEメッセージの内容などが報じられる事態となった。それでも金子元議員は、離婚という選択をしなかった。夫のスキャンダル発覚後の選挙で落選し、現在は実質的にタレントとして活動している。

 田中美絵子元衆議院議員は、『週刊新潮』(新潮社)2012年6月21日号で、国交省の既婚キャリア官僚との駅中キスとお泊まり不倫が報じられた。路チュー写真について「私じゃない」と否定していたが、同年の選挙で落選して以降、何度か出馬するも、現在に至るまで再選はかなっていない。さらに15年に小山展弘元衆議院議員と婚約し、入籍日まで報告したが、のちにブログで延期を発表。こちらも、現在に至るまで結婚はしていないようだ。

 橋本聖子参議院議員は、『週刊文春』(文藝春秋)2014年8月28日号に、ソチ五輪閉会式の夜に開かれたスケート競技の打ち上げ会場で、フィギュアスケートの高橋大輔選手に、何度も無理やりキスしている写真が掲載された。橋本議員は「キスを強制した事実はありません」というコメントを発表し、高橋選手も報道陣の取材に対して「大人と大人がハメを外しすぎた。反省してますが、パワハラ、セクハラとは一切、思っていない」と語ったため、一時は日本スケート連盟の会長辞任を申し出ていたが、慰留されて撤回した。

 中川郁子元衆議院議員は、『週刊新潮』(新潮社)2015年3月19日号で、門博文衆議院議員との不倫路チューを掲載された。後日、「酒席の後であったとはいえ、私の軽率な行動により、門議員の奥さまやご家族、私を支援していただいている地元の皆さま方に大変ご不快な思いをさせたのではないかと誠に申し訳なく思っております。深くおわび申し上げます」と謝罪したが、約4か月後に発売された同誌で、再び密会疑惑が報じられた。騒動後の選挙で落選したが、現在も政治活動は続けている。

 吉良佳子参議院議員は、『週刊新潮』(新潮社)2014年4月3日号に、同じ共産党員の男性と連日デートし、駅や公園で熱烈にキスしまくっている様子が掲載された。党は報道に対し、「常軌を逸した取材だ。国会議員といってもプライバシーがある」と激怒したが、本人は雑誌発売に先立って「実はいま、真剣につきあっている人がいます。幸せです。みなさんにも応援してもらえたら光栄です♪」とツイート。同年12月にキスの相手だった松嶋祐一郎氏と結婚した。

 恋愛をするのは個人の自由だが、政治家である以上、モラルに欠ける行動は慎んでほしい?

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