２０１８年１１月、歌手の大塚愛がＲＩＰ　ＳＬＹＭＥのＳＵとの離婚を発表。夫であるＳＵの不倫が原因ではないかと報じられた。もし自分の彼氏や旦那が浮気をしていたら!?　パートナーの裏切りが発覚したら、誰だってショックを受けるだろう。ショックすぎて、どうしていいのか分からないという人だっているだろう。そこで今回は、１０～５０代の女性２００人に「彼氏、夫が浮気をしていることが分かったらどうする？」というアンケートを実施。女性たちは“そのとき”どう対処するのだろうか。

　まず、一番多くの人たちから挙がったのは「とりあえず話し合う」という意見だ。

「きっかけは何か、いつからなのか、今の気持ちはどうなのか話し合う」（２６歳／女性／営業・販売）

「まず夫に話を聞いて認めたなら、相手を呼んでどうしたいかを聞いてみる」（５６歳／女性／主婦）

「旦那の両親を含めた話し合い」（３６歳／女性／主婦）

「どれだけ本気かを確かめて、自分の必要性を尋ねます」（３３歳／女性）

「話し合って、必要に応じて慰謝料を請求するとともに離婚」（２６歳／女性／主婦）

「事情は聞くが、その後は冷たくあしらう。会話もしないし、家事を放棄する」（４５歳／女性／主婦）

「話し合いのうえ、結婚したままでお互いが浮気をしてもいいということならば、自分も浮気をする」（２７歳／女性／主婦）

　冷静に話し合って、今後のことを考えるという人が多かったが、話し合ったうえで、家事放棄や、浮気し返すという意見も少数あった。次に多かったのは、有無を言わさず「別れる」という意見だ。

「未婚ですが、証拠を突き出して、ひっぱたいてその場で別れる」（４４歳／女性）

「泳がせておいて、その間にお金貯めて別れる」（４９歳／女性）

「自分も相手を見つけて別れる」（４９歳／女性／総務・人事・事務）

「離婚してもらい、今住んでるマンションから出てってもらう」（５１歳／女性／主婦）

「離婚して、不倫だった場合は相手にも慰謝料請求」（３２歳／女性／主婦）

「心の浮気なら別れる」（１９歳／女性／学生・フリーター）という人もいたが、別れを選ぶという人は、浮気がハッキリした時点で、さっぱりキッパリ別れるという意見が多かった。相手の裏切りに長く悩みたくないということなのかもしれない。逆に、しっかり「証拠を集める」という、堅実派も少なくない。

「証拠をそろえてから話し合い、離婚したくなければ浮気相手だけに慰謝料を請求。離婚したい場合は弁護士に相談して、夫と浮気相手どちらからも慰謝料を請求する」（２７歳／女性／主婦）

「気づかないふりをして機嫌よく過ごし、その間に言い逃れできないよう、プロに頼んで証拠を集める。たまに“その時間に何してたの？”と聞いて反応を見て、嘘をつかれていたという被害事実を作る。その後は第三者を交え、自分に有利な条件で話を進める。結婚生活を続けるか別れるかは、相手の出方次第」（３７歳／女性／金融関係）

「しばらく様子を見て、日記やメモをつけておく」（４３歳／女性／研究・開発）

「証拠を集めて弁護士に相談。示談ないしは裁判で離婚」（３０歳／女性／コンピュータ関連技術職）

　示談や裁判になった場合、証拠をしっかりつかんでいれば、有利な戦いができる。証拠を集めると答えた女性たちは、絶対に泣き寝入りをしない強いタイプなのかも!?

■やられたらやり返す!?

　一方で「これ以上傷つきたくない」という気持ちからなのか、それとも広い心からなのか「許す」「気づかないふりをする」という女性たちもいた。

「一度目なら、知らないふりをする」（５２歳／女性）

「どうもしない。離婚さえしなければそれでいい」（２８歳／女性／主婦）

「一度なら許せるかもしれない」（５５歳／女性）

「浮気は許せるので特に何もしない」（４４歳／女性／学生・フリーター）

「どうもしない。離婚さえしなければそれでいい」（２８歳／女性／主婦）

「放っておく」（５１歳／女性／主婦）

　子どもがいる女性は、子どものために結婚生活を維持しようと、気づかないふりという場合もあるようだ。あとは、すでにパートナーへの愛が薄れているために、無関心という人もいる。中には、許すわけでも問い詰めるわけでもなく、「しばらく無視する。空気に疲れたら離婚する」（４９歳／女性／デザイン関係）という人もいた。

　前述の証拠を集める人たちとは違う意味で強い女性たちもいる。証拠集めをする人たちは冷静沈着なイメージだが、こちらはむしろ感情のままに「復讐する」と答えた情熱家タイプ!?

「そのまま野放し。使うだけ使って利用してやる。定年になったら徐々に復讐する。どうやって復讐するか考えるとちょっと救われる」（５５歳／女性／主婦）

「浮気相手もろとも徹底的に問い詰めて、追い詰める」（４５歳／女性／企画・マーケティング）

「実際に夫は浮気をしているが、時間をかけてこれからゆっくり復讐をしていくつもり。浮気し返すという安易な行動はしないが、絶対にやられたらやり返す。そして、ある程度お金が貯まったらポイ捨てする予定」（２８歳／女性／主婦）

　とにかく「報復したい」という人は多く、「罰ゲームを課す」「浮気し返す」という人も。手段を明かさず「後悔するように仕向ける」（２２歳／女性）という人もおり、何をするのか想像すると、ちょっと怖い。

　他には、少数派だが、なにもせずに「泣く」（４０歳／女性）、浮気自体を「信じない」（４７歳／女性）という女性や、「すごく信用しているので、浮気をされても別れを切り出せない。失望しますが、1日くらい冷静に考えて、浮気をした女のほうに怒りが向くかも」（２６歳／女性／主婦）という意見もあった。

　浮気されると、心に深い傷を負う。それは女性も男性も一緒だ。一時の気の迷いで愛するパートナーを裏切らないよう、気を引き締めよう！