もう限界! 相手に指摘せずにできる“スメハラ”対策5選

日刊大衆

※写真はイメージです
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 さまざまなハラスメントが話題になっている昨今ですが、中でも臭いによるハラスメント「スメハラ」に悩む人は増えているようです。

 面と向かって指摘しにくいデリケートな問題であるうえに、毎日顔を合わせる同僚からのスメハラであれば、なおさら対処のしようがなく、そのストレスは計り知れません。

 人間関係を壊さずにできる対策があればいいのに......。そこで今回は、相手に指摘せずにできるスメハラ対策をご紹介しましょう。

■その1.自己防衛&アピールはセットで!

 隣の席の人の体臭に悩んでいるのなら、デスクにルームフレグランスを置いて自衛するのが一番手っ取り早いテクの一つ。

 無臭の消臭剤を置いておくのは基本ですが、特に臭いが気になる日は、お気に入りのスプレーをシュッとひと吹きしてみましょう。少しは気が楽になるはずです。

 また、トイレ用の芳香剤をあえて置いておくというのも手。自己防衛という意味よりも、相手に「なんでこんなところに置いているんだろう?」と意識してもらうためのアピールでもあります。

■その2.あえて自分のせいにしてみる

 会社に出勤したら、通勤靴からオフィス専用のサンダルにはき替える人も多いでしょう。そこで気になるのが、脱いだ靴の臭い。冬場は特に、女性のブーツから漂う臭いに悩む男性も多いのだとか。

 そんな場合は、消臭スプレーを持参し、「自分の臭いが気になるんだよね」とブツブツつぶやきながら自分の靴にシュッシュッとしてみましょう。これは、あえて臭いを自分のせいにして、相手にも「ついでにどう?」とおススメする作戦。

 最近のトレンドは、消臭効果の高いパウダータイプ。「パウダータイプって珍しいよね」なんて世間話をしつつ、「効果がほんとにスゴイんだよ。ちょっと使ってみて!!」といえば、相手も興味を示してくれるかもしれません。

■その3.「何を食べました?」からのガム

 口臭は自分では気づいていない人が多いため、気づかせるためにも毎回ガムやタブレットを渡すことをおススメします。

 とくに指摘しにくい上司や先輩には、直接言うより角が立たず解決できる可能性が高いです。

「ランチ、何を食べました?」と明るく聞きつつ、ガムをそっと渡して牽制するのもあり。「もしかして臭ったかな?」と、少しは意識してくれるかもしれません。あくまで「臭いです!!」とは言わないのがポイントです。

■その4.リフレッシュ&ダイエット効果も

 この時期おススメなのは、マスクでの対策。マスクの内側にアロマオイルなどを染み込ませたガーゼを入れておけば、良い香りに包まれて周囲の臭いが気にならなくなります。

 特にミントオイルのスプレーには、リフレッシュ効果や食欲抑制効果も期待できるのだとか。臭い対策とダイエットが一緒にできるなら、一石二鳥ですよね。

■その5.何をやってもダメなら最終手段

 どんな対策をしても本人が気づかない場合や臭いが消えない場合は、最終手段として人事に相談するのも手です。

 最近ではハラスメントへの対応を強化している会社も増えており、あなたからの相談だとバレずに本人に伝えてもらえる可能性が高いでしょう。 

 いかがでしたか?

 スメハラは、想像以上に周囲に大きなストレスを与えるもの。働く意欲や楽しさを失う前に、できることから対策をしていきましょう。

 また、自分がスメハラの加害者になっていないか、一度振り返ってみることも大切。生まれもった体臭は別として、対策できることを怠るのはマナー違反になるので注意しましょう。

「もう限界! 相手に指摘せずにできる“スメハラ”対策5選」のページです。デイリーニュースオンラインは、臭いハラスメントカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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