相続や贈与について熱心なのは親よりも子供。親を説得するための方法とは (2/2ページ)

心に残る家族葬

その子が親となり、今まで親であった人が祖父母となる。当然のことだが、祖父母にとって孫の存在は格別であり、また、何とか孫の言うことを聞こうとする存在でもあるのだ。

具体的には子が現在の状況を考え、親(祖父母)の相続と子(自分達)の相続を鑑みて、孫に財産を残せるか否かを検討すると良い。そして、孫に財産を残すことが現状では困難であるとか、残せても僅かな額にしかならないことをシミュレートした上で説得してみると良いのだ。より正確な財産や税額を示すと尚良いだろう。

■孫を利用しているとも言えなくもないが

孫の可愛さは格別という祖父母の心理を逆手にとることになるが、自分達にとって相続税対策として何が有利かを確り検討していけば良い。なかなか協議のテーブルにさえ着いてくれない親世代が居る場合、興味を持たせるためにも一考に値するのではないだろうか。その際には税理士や弁護士等の専門家に相談すれば、更に良い結果に繋がるものと考える

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