〈目からウロコの健康術〉 最悪の場合「失明」することも 中高年に起きやすい危険な「目の症状」 (2/3ページ)

週刊実話

つまり、早期発見・早期治療が失明を防ぐ上では重要なのだ。

 前出の菊地院長は「緑内障にかかりやすくなる40歳以降の方は、自覚症状がなくても眼科で検診を受けてほしい」と話す。

★スマホの普及でドライアイ増加
「目が乾く」「目がショボショボする」「目が開きにくい」と訴える人が増えているのも、近年における眼科の特徴だ。

 パソコンを使った仕事やスマートフォンが普及したことで、目を酷使する人が増えた。

 人間が「まばたき」をする頻度は、3秒に1回程度だと言われているが、パソコンやスマホの画面を注視しているとそれが4秒、5秒と長くなっていき、人によっては10秒を超えることもあるという。まばたきの回数が減ることで涙の分泌量が減り、目が乾きやすくなってしまうのだ。

 こうした生活を続けていると、恒常的に涙の分泌量が減ったり、涙の質が変化したりして目を潤す能力が低下する「ドライアイ」の状態になってしまう。

 ドライアイを放置していると、眼球の前面を覆う角膜が傷つきやすくなり、重症になると角膜に無数の傷がついて、場合によっては視力が低下してしまうこともある。
「患者さんが自分でできる対策としては、意識してまばたきを増やす、空調の当たらない場所にいるようにする、フード付きメガネをかけるなどが挙げられ、治療としては、点眼や涙の排出口を塞ぐ涙点プラグという方法があります。今は薬も増えて患者さんに合うものが見つかりやすくなっていますから、重症化を防ぐためにも早めに対策を取りましょう」(菊地院長)

★スギ花粉症は根治も見込める
「見えづらい」「目が乾く」に続いて多い「かゆい」の原因は、花粉症であることが大半だという。花粉症治療のポイントは、花粉が飛び始める1カ月前から始めること。春の花粉であれば前年の12月末から翌年の1月に薬を服用したり、点眼したりすることで症状を和らげられる。

 また、スギ花粉が原因の花粉症に関しては根治が見込める治療法もある。それは、舌の下にアレルギー物質を含むエキスを垂らして飲み込み、徐々にアレルゲンへの免疫を高めていく舌下免疫療法というもの。

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