〈目からウロコの健康術〉 最悪の場合「失明」することも 中高年に起きやすい危険な「目の症状」 (3/3ページ)

週刊実話



 毎日1度、最低でも2年間は投与を続ける必要があるため、患者にとって負担は軽くないが、臨床試験では症状の軽減を含めて約8割に効果が確認された。’14年に保険適用された治療法だ。

 目が病気になっていないか、自分で手軽に調べられる方法も紹介しよう。これは、加齢黄斑変性や網膜静脈閉塞症など、眼球の内壁を覆う網膜に異常が起こる病気を対象としたもので、「アムスラーチャート」という。菊地院長も患者によく手渡しているものだ。

 アムスラーチャートには、いくつもの縦線と横線が格子状に記されていて、中心に点が打たれている。これを30センチ離した上で、片目ずつ真ん中の点を見て、線が歪んで見えたり中心部が暗く映ったりすれば網膜の病気にかかっている可能性がある。普段からメガネやコンタクトを装着している人はその状態で確認する。「アムスラーチャート」でインターネット検索をすれば図を見られるので、チェックしてみてはどうだろうか。

 菊地院長は眼科医としての思いをこう語る。
「私たち人間が得ている情報の8割は視覚を経由していると言われています。とても大事な感覚であるにも関わらず、多くの方は『見えること』が当たり前になってしまっていて、そのありがたみを実感しづらい。病気になって初めて『もっと早く眼科に行っておけばよかった』と嘆かれる方をたくさん見てきましたから、40歳をすぎた方は眼科で検診を受けるとともに、自宅ではアムスラーチャートで定期的にセルフチェックすることを勧めます。目の病気を早期に見つけられる可能性が高まり、病気によって生活の質を損ねるリスクを大幅に下げられます」
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