天才テリー伊藤対談「ピーター」(4)自由に生きる老後うらやましいなァ (2/2ページ)

アサ芸プラス

ピーター あんな言葉、絶対使ってほしくない。孤独かどうかは、本人以外わからないでしょう。自分で孤独を選んでいることもあるんだから、1人で死んだことを、みんな「孤独死」扱いするのはよくないよね。

テリー じゃあ、そろそろ自分の老後のことも考えている?

ピーター 体がきつくなってきたら、そういう施設に入ろうと思っているから。あとスイスだっけ、死なせてくれる国があるんでしょう?

テリー ああ、安楽死が選べるんですよね。

ピーター 認知症とか、体中が管だらけになって生きるぐらいなら、他人に迷惑をかけ続けるよりも、猫がふらりといなくなるように自分でピリオドを打ちたいかなって思ったりはする。

テリー でも、それを選ぶのは最後の最後じゃないですか。そこまでの人生、まだけっこう長いよ。

ピーター もう家とか全部売って現金にして、それを持って世界中のいろいろなところへ行くのも、楽しいかもね。お金を残す人がいないわけだから、もう全部使い切って死にたいのね。借金もせず財産もない、そういう感じで人生を終えるのが理想だな。

テリー 誰にも迷惑をかけないってことだね。

ピーター そうそう。今の生きがいは、自由に生きていくこと。やっと自分から提案したことをあれこれ実現できる年齢になってきたので。今回のお休みもそうだけど、70歳を一区切りと考えて、やりたいことリストをどんどん消化していきたいですね。

テリー 本当にうらやましいな。ちょっと寂しくなるけれど、また会える日を楽しみにしています。

◆テリーからひと言

 まだまだ若いんだから、やりたいことリストの中に「恋愛」も入れてよ。若いサーファーとか、ぜひハワイでいい男を見つけてほしいな。

「天才テリー伊藤対談「ピーター」(4)自由に生きる老後うらやましいなァ」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 12/27号池畑慎之介ピーターテリー伊藤エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る