天才テリー伊藤対談「ピーター」(4)自由に生きる老後うらやましいなァ (1/2ページ)

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天才テリー伊藤対談「ピーター」(4)自由に生きる老後うらやましいなァ

テリー 今までの話だけでも、ピーターが只者じゃないことはわかるんだけど、そういう人がどんな恋愛をするのか、僕はそっちも気になっちゃうんだけど。

ピーター う~ん、若い頃から、あんまりそういう意識にならないんですよ。同棲したのは21歳ぐらいの時に、男の子が1人だけ。

テリー へえ、どんな相手か気になるな。

ピーター それはヒミツだって(笑)。でも、それ以降は‥‥考えたら私、恋人と呼べる人は、ずっといないままかも。もちろん恋はしてきましたよ、女の子も好きだから。だけどボーイフレンド、ガールフレンドの域を出ないんですよ。映画や食事に行ったりはするけど、そんなに夢中にならないというか。

テリー それって、何か理由があるの。

ピーター やっぱり切ない別れ方をしているからかな。最初に同棲した人も、別れる時に泣きながら「なんでお前は女に生まれてこなかったんだ」って言うわけ。そんなの、こっちじゃどうしようもないじゃない。

テリー それを理由にするのは、ずるいよね。

ピーター 私にとって、それはとてもショッキングな言葉だった。私は一人の人間として彼のことが好きだったけど、彼は結局のところ「男・女」で判断するんだって。私、ゲイの人とはおつきあいしたことがないから、そういう意味でも、最終的に絶対結ばれないんですよ。だから、友達の域を出ないで、みんなでワイワイしているほうがいいかなって。

テリー じゃあ、これからも1人でいいの。

ピーター 1人でいることが、いちばん豊かだと私は思う。だって家族がいたって、死んでいく時は誰もが1人きりじゃない。

テリー そうだね。前から「孤独死」っていう言葉がおかしいなと思っていたんだけど‥‥。

「天才テリー伊藤対談「ピーター」(4)自由に生きる老後うらやましいなァ」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 12/27号池畑慎之介ピーターテリー伊藤エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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