一冊72万円のフェラーリのアーカイブ本『フェラーリ』発売!エキマニを模したブックスタンド付は360万円也! (2/5ページ)

イキなクルマで

ピーノ・アッリエーヴィ氏著、1947冊限定販売 『フェラーリ』にこうした秘蔵写真ばかりを掲載できた秘密は、この本の著者にあります。レース解説者としてイタリアで活躍し、レーシングカーやモータースポーツに造詣が深いピーノ・アッリエーヴィ氏です。 フェラーリの創設者であるエンツォ・フェラーリ氏と交流があったアッリエーヴィ氏だからこそ、フェラーリ秘蔵の情報や世界中に散らばるフェラーリコレクターの貴重な写真を収めることができたといえるでしょう。 世界で1947冊だけしかない『フェラーリ』。「1947」という数字がフェラーリ設立の年に由来していることは、いうまでもありません。 出版史上最も高価な書籍を販売したタッシェンとは? 『フェラーリ』の出版を手がけたのは、ドイツの「タッシェン」です。縦43cm、幅32cmというビッグサイズアーカイブの製本は、フェラーリのお膝元であるイタリアの製本所で行われたそうです。 タッシェンが取り扱っている書籍は、日本でいう「サブカルチャー」に分類されるフェティシズムやポルノなどをテーマとしたものが多く、一般の目にあまり触れることのなかったこれらの文化を広く周知した出版社としても知られています。 セレクトする書籍が美術品としての価値が高いものばかりだという点も、タッシェンの特徴です。画像や写真・装丁の美しさは、サブカル的書籍を広めることに貢献したに違いありません。 フェラーリが、デザイン性、美しさ、そして新しさを常に追い求めているタッシェンに企画を持ち込んだ理由が見えてきますね。 『フェラーリ』の発売により、タッシェンは世界で最も高額な書籍を世に送り出した出版社となりました。
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