見たら強運がつきそう!保存状態の良い9世紀のバイキングのうんちっち(イギリスの博物館)
イギリス北部にあるヨークは、中世の雰囲気を楽しめる美しい都市として知られている。その歴史はとてもユニークで、9世紀にはバイキング(海賊)が統治していたのだとか。
そんなわけで当時のバイキングの暮らしぶりなどを伝える「ヨーヴィック・バイキング・センター」なる博物館もあるのだが、ここにとても保存状態の良い、バイキングの排泄物が展示されているようだ。
さすがバイキング!だからなのかどうかは分からないが見事に太く長い一本のうんちっちは、1200年以上前のものとは思えないほどだ。
その素晴らしさは、古生物学者の一人に「王冠の宝石のごとく貴重」といわしめたほどだという。
これを見たら最強の「運」がつきそうなので、新年早々みていただくことにしよう、そうしよう。
・無駄に保存状態のいい9世紀のバイキングのうんちっち
このうんちっちは1972年、ロイズ銀行の建設予定地で発掘されたもの。そのため「ロイズ銀行の糞石(Lloyds Bank coprolite)」と呼ばれている。
長さは約18cmと超ビッグサイズ!
古生物学者らによるとこのうんちっちを排泄したバイキングは肉とパンの食事をとっていたと推測される。
しかし食糧事情や衛生状態はあまりよくなかったようで、うんちっちには寄生虫の一種である鞭虫と回虫の卵を確認できたらしい。
うんちっちは立派だが排泄した本人はおそらく胃の痛みや胃腸の不快な症状など、何らかの胃腸の問題を抱えていた可能性があるという。

image credit:Wikimedia commons
・ヨークの歴史を物語る博物館の出口付近に展示中!
現在、バイキングのうんちっちは「ヨーヴィック・バイキング・センター」の出口付近に展示されているとのこと。
2003年、見学していたあるグループがうんちっちを落として3つに割ってしまうというハプニングが起こったが、すでに修理は完了しているらしい。
自分のうんちっちが数百年後、博物館に展示されたりすることもあるわけか・・・。
そのバイキングの気持ちを考えるとなんか複雑だけど、当時の暮らしを知る貴重な資料であることは間違いないしな。
なお、「ヨーヴィック・バイキング・センター」の入館料は大人約1500円だそうだ。イギリス旅行の際に立派なうんちっちを見に行くのもいいかもしれない。
References: Wikimedia commonsなど / written by usagi / edited by parumo