高速道路「激ヤバ危険ゾーン」魔のカーブや積雪・凍結に要注意! (4/5ページ)
じんわり、ゆっくり発進することが大事です」(同)
では、降雪地帯を走行する際、特に注意するべき場所はどこか――秋本氏によると、「橋とトンネルの出口」が、警戒すべきポイントだという。一般に、路面温度は0度を下回ることはない。しかし、橋は、橋そのものが氷点下の外気にさらされ、路面が凍結してしまう可能性があるのだ。また、トンネルの中と外では当然、気温差がある。そのため、トンネル内部の路面に問題はなくても、出口近辺は凍結している可能性があるのだ。しかも、トンネル内部を走る速度で凍結路面に進入すると、スリップする可能性が高いのは説明するまでもない。冬季にトンネルを走行する際は、出口が見えたら減速するのが肝要だ。
また、「雪国で通行量の多い道や交差点などは、降ったままの雪が固められることで圧雪路面となります。圧雪路面とは路面がツルツルの状態で、まさにアイスバーンの状態。これは雪道以上に滑りやすいので、早い段階での減速が必要です」(同)
凍結した路面の場合、スタッドレスタイヤを装着していても、制動距離は、時速40キロで最長78メートルに及ぶという調査結果もある。これは、乾燥路面(8メートル)の10倍となるため、警戒地点に差し掛かる際は、早い段階でのブレーキの踏み込みが重要だ。
■インターネットでチェーン装着方法動画をチェック
「もし、雪に乗り上げたりしてスタックした場合、タイヤは空回りしてしまいます。じんわり前後に動かして脱出できる場合もありますが、タイヤが一度空回りしてしまうと、通常は、この方法での脱出は難しいです。スコップで、車の周辺の雪、車のボディ下の雪をどかす作業をしてから、動かしてください」(同)
また、先に触れたチェーン義務区間を通る場合には、当然、チェーンの装着方法を知っておく必要もある。インターネットで〈チェーン装着方法動画〉と検索すれば、実際に装着する様子が動画で公開されているので、簡単に確認することができる。
常に最悪の事態を想定する必要がある冬の高速道路。危険箇所と同時に、積雪、凍結路面の運転方法もしっかり確認し、事故のない年末年始を過ごしていただきたい。