長嶋茂雄、初めて明かされる驚嘆の「伝説エピソード」 (2/2ページ)
その理由は、アイモの“ジーーッ”というフィルムが回る音が気になるからと。満員の観客の大声援と応援団の応援歌が響く球場で、彼はその、これまでにない音を聞き分けていたんです。信じられない!」(同)
その後、ミスターは巨人入り。そして早くもその年の夏には4番に座り、リーグ優勝に貢献。その野性的でイキイキとしたプレーがファンを魅了していった。そんな長嶋は当然、練習のときから異彩を放っていたという。
「キャッチボールも、興が乗ってくると、本能的にボールを前で取ろうとするのか、ミスターは距離をどんどん縮めてしまうんです。でも、本人はそのことに気づいておらず、スローイングの速度は変わらない。最終的には至近距離での剛速球でのキャッチボールになり、パートナーを務めた選手は“怖い”とこぼしていました」(元巨人軍関係者)
長嶋氏と三遊間コンビで、V9時代の巨人軍を支えた黒江透修氏も、その一人。当時のことを聞いてみた。
「あの長嶋さんが相手ですから、いい球を投げないとと思うと、ついリリースに力が入ってしまう。長嶋さんとのキャッチボールは、こちらも神経を遣いました。試合中は、長嶋さんが難しいゴロを華麗にさばいて一塁でアウトを取ると、その後、内野手でボール回しをするでしょう。通常1~2回、回して終わるところ、長嶋さんは気分が良いと5回も6回も続けてしまう。アンパイアに“いい加減にしろよ”と注意されることもよくありました(笑)」
さらに1月4日発売の『週刊大衆』最新号では、まだまだ長嶋氏が持つ「伝説エピソード」をたっぷりとお届けする。